「テロリスト」がアメリカを憎む理由

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620315416
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0036

内容説明

この「憎しみ」があなたには分かるか?ビンラディンたち「テロリスト」の胸中に渦巻く怒りの根源をたどる書き下ろし。

目次

序章 自由の戦士と破壊の戦士
第1章 ニューヨーク、火曜日の朝
第2章 八〇年間の怨念―パレスチナ問題
第3章 憎しみの乱反射
第4章 ビンラディンと「テロリスト」の心
第9章 九・一一後の世界

著者等紹介

芝生瑞和[シボウミツカズ]
国際ジャーナリスト、国際問題評論家。1945年東京生まれ。70年、米アーモスト大学卒。71年、仏ソルボンヌ大学卒。東海大学、神戸市外国語大学、日本女子大学で講師を務める。96~98年、ハーバード大学ロースクール(法律大学院)客員研究員。2000年、米ニューポート・アジア・パシフィック大学より名誉博士号
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ochatomo

14
英ロイター社ジューク氏『ある人にとっての「テロリスト」は、他の人にとっては「自由の戦士」だ』 60年代から在米生活を送り同時多発テロを身近に体験した著者によるルポとパレスチナ問題解説 消防士との会話はリアルで、自爆テロは1983年頃から始まった他解説は『情報の落とし穴』も指摘し、ロシアのチェチェン・中国のウイグル問題にも触れる 2か月経たないうちに出版され『西欧対イスラムの構図に日本がからみ取られる危険がある』テロ対策支援法へ危惧を書く 米CNN誤報道について「9・11テロ完全解析」再読したい 2001刊2020/02/19

マネコ

9
9.11はすでに昔のことに思えますが、事件直後ながら綿密な取材と感情に流されない中東の視点を取り入れた一冊です。情報元はどうしても欧米有利になりがちなので、自分から調べないと偏ってしまいます。未だにテロは続いていますが、簡単ではないこの問題に「テロリスト」側の言い分や世界の利害関係を知ることができます。2019/02/13

ビリー

3
この問題の根は深いところにあり,武力での解決は一時的で解決したようにかんじるがまた再び悲劇が繰り返される、改めて中東の問題の一端が感じ取れた本でした2016/06/14

paco

2
「ある人にとっての『テロリスト』は、他の人にとっては『自由の戦士だ』」9.11のレポートにはじまり、パレスチナ問題の概要、「テロリスト」について、そして9.11後の世界についてわかりやすく書かれています。中東問題って聞いたことがあるけれど、それがどういうものなのか全く知らなかったのでとても勉強になりました。ビン・ラディンはただのマッドマンではなく、この事件が起こるまでには長く積もり積もった怨念があるのだということを知りました。強者が掲げる「正義」ってこわい。2008/10/31

そのげる

2
アメリカが攻撃されるには他国の文化を自分の国の都合で踏みにじってきたからだ。2010/03/07

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