きのう異端あす正統―一記者が見たポストバブルの空白

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620315324
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0034

内容説明

日本は改革の痛みに本当に耐えられるのか。バブル崩壊から十年。政治への信頼は失われ、銀行には侮蔑のつぶてが投げられ、官僚は自信を喪失した。日本経済の凋落と、再生への苦闘を振り返り、あすの改革への道筋を照らす、必読の書。

目次

1993~95年(時代の変化を示す風が吹き荒れていた経済十界で;減税で好況になるという妄想に抵抗する頑固者たち ほか)
1996~98年(戦後の日米間の不平等条約はかくて是正されず;国会で「バブル発生の責任」を明確にしなければ ほか)
1999年(ケインズもハイエクもマルクスも驚いた経済戦略会議;米高官から日銀が国債を引き受けることを要請された真実 ほか)
2000年(中央銀行総裁の評価は最後のゲタを履くまで分からない!?;円高というアキレス腱を握られた日本の通貨外交 ほか)
2001年(もう新世紀は「脱ケインズ」で行こうではありませんか;二人のローレンスの経済学の違いはどこにあるか ほか)

著者等紹介

玉置和宏[タマキカズヒロ]
1939年生まれ、北海道大学卒業、62年毎日新聞東京本社入社、ロンドン大学経済学部大学院留学、経済部副部長、編集委員、週刊エコノミスト編集長、論説副委員長などを経て現在は論説委員・編集局特別委員。この間主要国首脳会議取材などで米国、英国、ドイツ、フランス、イタリアなどで海外特派員。経済審議会委員、航空審議会委員などを経て現在財政制度等審議会委員。観光政策研究会会長。元東邦大学講師(国際関係論)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品