育児室からの亡霊(ゴースト)

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620314457
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C0036

内容説明

脳の発達にとって最も重要な受胎からの33か月間が人生を決定づける。暴力からわが子を救うことはできるのか。いま子供への「まなざし」が問われている。誰にも気づかれず暴力の種が脳にまかれ、芽生え、犯罪となり、社会をむしばんでいく。凶悪犯罪がますます低年齢化する今、この本はヒトというシステムの崩壊に警鐘を鳴らしている。

目次

第1章 暴力の方程式を解く鍵
第2章 脳が犯罪の引き金をひく
第3章 知らないうちに犯罪の種はまかれる
第4章 はじめの不幸な体験と暴力の芽生え
第5章 扱いにくい子供たち―三つの行動障害
第6章 犯罪を招くのは素質か環境か
第7章 暴力の温床となる心の傷(トラウマ)
第8章 凍りついた心をもつ子供たち
第9章 父親はどこへ?
第10章 子供が人間から殺人鬼にかわるとき
第11章 子供へのまなざしが問われる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまネギ子

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犯罪者になるかどうかは3歳までに決まる。2017/12/28

yoru

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胎児~3歳頃までの環境や経験がその後の人格形成、知能に大きく影響するという。1才の時に言葉を聞けば聞くほど、2歳時の語彙数が多くなる。第二言語を習うのは小学校低学年までが効果的。ネガティブな情動に対処する際の基本パターンは2歳までに基礎づけられる、など。子猫の片目を縫い閉じ、少し成長してから縫い目を解いてもそちらの目の視力は回復しない。同様に人間も、2歳頃までに使われない機能はどんどん淘汰されてしまう。2018/12/06

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