仁義なき戦場―民族紛争と現代人の倫理

仁義なき戦場―民族紛争と現代人の倫理

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620313924
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C0036

内容説明

ボスニア、アンゴラ、アフガニスタン…悲惨な紛争地帯を訪ね歩く旅は、著者の反戦思想を根底から揺るがした。だが、「人間は所詮、獣だ」というニヒリズムに陥る手前で、著者は、現代に可能な戦争の道義と、国際主義的介入の論理を追求する。「文明の衝突」は不可避ではない。希望は民族の神話にではなく、機能する国家と、あくまで個人にある―。

目次

テレビの倫理―神聖なものはなにもないのか?
小異にこだわるナルシシズム
愛想づかしの誘惑
戦士の仁義
覚めやらぬ悪夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もちょ

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セルビアの紛争関連に興味があったので読む。 クロアチア人とセルビア人は見分けが付かないが、彼らは彼我の吸っている煙草の違いで民族が区別されると主張する。極端な一例にしても、民族としてのアイデンティティがそんなに些末なものに担保されるというのが何とも言えないグロテスクさというか、興味深さがある2016/07/03

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