内容説明
名跡の襲名から一年半余。今、初めて明かされる、あなたの知らない人気役者の素顔。
目次
「刺すような拍手」
松竹会長の永山動く
あわや、一命取り留める
出会い
関西歌舞伎の衰退…再会
初デート…仲違い
仁左衛門歌舞伎…仲直り
「孝夫」太夫
二十歳、鮮やかデビュー
スイートホームは2K〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yumiko
53
祝☆読売演劇大賞受賞!ずっと読みたかった、古書まつりで出会った一冊。誕生から歌舞伎役者としてのスタート、不遇な時代を経て人気役者へ、生死の境を彷徨う大病、そして大名跡の襲名…関西での歌舞伎の衰退により東京に進出するも、松嶋屋という名門の御曹司でありながら、歌舞伎座では端役となる現実。それでも腐らず舞台に立ち続けた若き日々があり、今がある。願わくは80年代の孝玉ブームを実体験したかった…>_<古希を過ぎても品格溢れる美しさは、まさしく「花のひと」。今年もたくさんの素敵なお姿を拝見できますように。2016/02/21
sawa
0
☆☆☆2010/03/14