目次
エジソンのこり固まった目論見
ヘンリー・フォードの不肖の“息子”
一瞬にして紙クズ
ゴッドファザー、ピザで大失敗の巻
コカコーラ革命の失敗
健康なタバコを売りこめ
赤ちゃんキリスト人形の黙示録
バカ貝人形は二度ベルをならす
お顔が拝見できて嬉しく思いますが…
エクソン社の大いなる油断〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
6
題名通りの本。ひとつひとつのエピソードは短いのであっさり読めます。時代に乗り遅れていたり、未来が読めなかったり、自分の仕事を過大評価していたり…と「ヘマ」の原因はそれぞれですが、個人的には、賞品に仕込んだクジの「特賞」を印刷ミスで何千枚も刷ってしまった会社とか、高額の宝飾品を購入した顧客の自宅にお礼状を送るサービスをしたところ、それらの多くが妻以外への贈り物だったためにえらいことになってしまった会社とかのエピソードが、なんだか人間味を感じて楽しかったです(当の企業にとっては大変ですが)。2014/06/14
猫
4
タイトルそのまま。不祥事の時の対応のまずさやら、社員の良企画を会社が騙して横取りやら、メディアのやらせねつ造やら、スポーツ選手trade見極め大失敗やらの、日本でもよくあるヘマから、ポンコツ商品の見切り発車とか映画監督のとんでもない額の予算建てとかのアメリカらしい(?)ヘマまで。笑うもよし、教訓にするもよし。韻の踏み方や洒落などの言葉回しは面白いけど、原文をどう変えてるのかはちょっと気になった。2015/08/29




