動かぬ日本への処方箋

動かぬ日本への処方箋

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620311722
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

改革、改革と言うけれど、いったい日本の何が問題なのか。それを知るためには、日本のエリートたちの独特の思考法と、世界経済の現状とを理解する必要がある。気鋭の経済評論家である著者は、その両方をきわめて分かりやすく解説し、問題の全体を明快に描き出している。そして、日本人への有情に満ちた解決策を提示する。真の変革の必要を感じている日本の市民と日本のビジネスマンに向けて書き下ろし。

目次

第1章 貿易赤字国になる必要
第2章 財政赤字と貯蓄―年金を支払うのはだれ?
第3章 「ケインズ」に耳を貸さない日本
第4章 アジアに向かう、ということ
第5章 あなたは日本から逃げられない―海外投資が解決策にならない理由
第6章 土地本位制の終焉
第7章 ROI革命と日本の資本の危機
第8章 榊原英資氏の不思議な経歴
第9章 アメリカ人を操る術
結論 政治の必要

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

横丁の隠居

0
1997年の本である。日本の社会の問題点と同時にそれを並行する米国の動きとともに分析しているが、1997年は何やかにや言ってもまだ日本の官僚は機能している、あるいは少なくともそう思われていたことがわかる。その後の20年弱で、我々はまだ平和を維持しているが、政治経済においてデタラメなことが噴出するのをたっぷり見てきた。今昔の感を禁じ得ないが、今でも97年を理解することは無駄ではない。日本も米国もあの後大変な道のりを歩いてきた。現在を考えるのに役に立つ分析である。2016/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/255228
  • ご注意事項

最近チェックした商品