目次
1 日本の〈瞠目〉論点(ダンディズム;マス文化;同性愛;漱石;一汁一菜;東洋の宇宙飛行士;博覧会;韓国;春は曙 ほか)
2 はざまのエアメール
3 夢の企画書
4 反・文学賞への道(われらの新文壇宣言;文学賞とは何か;実録 反・文学賞公開選考会;日本文学の現在)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆりっぺ
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1998年12月11日
笠井康平
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「夢の企画書」というコーナーで後藤明生が「文芸時評の文芸時評なんて面白くない?」と書いたり高橋源一郎が「ゴーストライター集団を組織して謎の天才文学美少女作ろうぜ」と書いたり古井由吉が文壇について語っていたり渡辺直己が文学賞批判していたり、という本でした。2011/09/23
ぴかぴか
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1994年出版、新聞の文化面に連載していたものをまとめた本だそう。1994年当時の「ダンディズムとはなにか」から始まり、様々な事象について様々な方について語って(書いて)いる。今と比べて読むこともできそうでとっても面白かった。ナンシー関さんの「子育てについて」のコラムは、大笑いしてしまった。今では多分ほぼ出てこないコラムだろう。文学賞を考えるみたいな特集も・・結局すべて面白かったのだ。2025/05/07