目次
第1章 焼け跡からの出発
第2章 トランジスタへの挑戦
第3章 ビデオ・テープレコーダーの競争
第4章 トリニトロン開発に成功
第5章 衰えぬ好奇心
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ZEPPELIN
3
ソニーといえば盛田さんのイメージが強かったけれど、こちらの井深さんこそ主役であった。戦争中なのに戦後の商売を考えていたというところも凄いし、世界初でないことはあまりやりたくない、仮に先を越されても真似をせずに抜き返してやるという負けず嫌いの精神。先に読んだ本田宗一郎さんと重なる部分が多い。また、いずれ記録媒体としてテープもディスクも消えていくという展望を語っておられるが、確かに20年経過してそういう流れになっている。やはり先が見える人には見えるのだということを思い知らされた2015/03/26
nakmas
1
戦後の日本がどう立ち上がったかもそうだけど、ガッチリ趣意書掲げて立ち上げた会社がどう強く大きくなっていったか、とても興味深い。失敗を認めているところも。2016/12/20
あきら
0
大半はソニーの創業から起動に乗るまでの話で、まあ普通の内容。 第5章から急に幼児教育の話になるのだか、これが面白い。全然知らなかったが井深さんは幼児教育にかなり傾倒しているようで、唯の持論では無い、裏付けがあり、かつ定説とは一線を画す様な話が多々載っていてとても面白かった。2015/12/07
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