内容説明
宇宙における人間の位置からエイズ、ガン告知、臓器移植、尊厳死、人工授精まで。池田創価学会名誉会長と世界的天文学者ウィツクラマシンゲ博士の叡知の対話は核心部へ。
目次
第３章 人類史の転換点に立って
第４章 仏教の平和思想
第５章 生命の永遠性をめぐって
感想・レビュー
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とせ
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上巻に続き宇宙と人間について、超専門的な議論が多岐に渡って著されていた。前半に書かれていた近年の化学物質の議論は、現代においても人間が実験台なのは変わらないなと痛感した。日本人の保存料の話も然り、人工肉や遺伝子組換など、いつ悪影響が出るか分からない。途中の仏教の平和思想に関しては非の打ちようがない。また最終章では脳死や臓器移植、植物状態、尊厳死、自殺など、生命の倫理観について仏教の視点から議論されているのもとても興味深かった。2020/04/14
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