内容説明
「合議の秘密」に守られた司法の見えざる部分を、新聞記者の執拗な取材が抉り出した。
目次
第1章 葬られた調査報告書
第2章 生への扉を閉じた逆転死刑の重さ
第3章 被害救済と公共性の接点を問う
第4章 怖い判例の1人歩き
第5章 自衛隊裁判で決め込む「かやの外」
第6章 違憲判決に秘められたアピール
第7章 幻の「和解勧告」
第8章 人権よりも公益重視のスト処罰
第9章 迫られる「公正らしさ」
第10章 「丸写し」判決が出る背景
第11章 風通しの悪い裁判官の世界
第12章 政府と蜜月の密室人事