内容説明
「日本人初」の挑戦。きのうまでの「普通のサラリーマン人生」が一変した。夢とロマン、そして、大プロジェクトの重圧―。舞台裏の闘いを2人が自ら綴る、独占!600日のドラマ。交信記録(ハイライト)収録。
目次
英雄、ではなく
宇宙を見上げた日々
宇宙の9日間
宇宙に行ってみようか(1988年10月~1989年10月)
星の街日記(1989年10月~1990年11月)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
makimakimasa
6
日本人で初めて、ジャーナリストとしては世界で初めて宇宙飛行をした秋山さんに、同じTBS社員の女性カメラマン・菊池さんというサブクルーがいた事は知らなかった。本書は2人の社内公募の選考過程から、モスクワ近郊「星の街」にて、1年以上ロシア語の授業や様々な飛行訓練を受けた日記形式の記録。冷戦終結間際の国際情勢の中、ひたすら試験をこなす日々。たまのパーティーに参加したり、ユーミンや北島三郎が慰問に訪れたり、鬱々とした天気に辟易したり。ミールの窓に見た流れ星を「パチンコで大当たり」との表現に秋山さんの人柄を感じた。2016/10/01
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