演劇太平記〈2〉

演劇太平記〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 309p
  • 商品コード 9784620305455
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

内容説明

1つの芝居が幕をあけるまで、いかに多くの“人力”が傾注されるか、「王将」「浮舟」「佃の渡し」などの名作でしられる演劇の使徒が、舞台裏を余さず公開した、生きた昭和演劇史。毎日新聞日曜版好評連載中!

目次

新派という国
明石光代の死
花柳章太郎との恋
燻し銀の役者藤村秀夫
菊之丞と鯉三郎
源氏ドラマ始まる
神戸港の女親分
ムジナが化かす軽井沢
驕れる者は久しからず
泥鰌も鯉も一役
千鳥と遊ぶ智恵子さん
芸術座柿落
歌舞伎役者と女優
いまはなき佃の渡し〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

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劇作家の北條秀司が毎日新聞に連載した、戦後についての自伝本、昭和27年から昭和32年分。新派、花柳章太郎とのエピソードが多い。花柳がつきあった女優列伝や、名作「太夫(こったい)さん」の創作秘話など。芸術座の杮落し後援で、「暖簾」の脚色を頼まれた北條が「私はオリジナル作品しか書きません」と断った結果、「暖簾」の脚色は菊田一夫の担当になったという。2018/06/17

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