出版社内容情報
あの頃の楽しい旅へタイムスリップ!
海の向こうで味わった懐かしい体験は今も大切な宝物。元気が出てくる胸きゅん旅エッセイ
内容説明
ポーランドで飲んだおいしい発酵スープ、台湾で食べた花の香りのする温かいお団子…。タイムトラベルをするかのように1987~2019年の世界の旅を振り返るエッセイ。あの頃の旅は、今でも大切な宝物。さまざまな国の人との出会いから生まれたあたたかくて切ない数々のエピソードが、互いを思い合い日常を生きることの大切さを伝える。
目次
イタリア―トレビの泉のコインの行方
ベルギー―ベルギーワッフルとホイップクリーム
フランス―パリでオペラを
ハワイ―「気まずい事件」と冷えたコーラ
マレーシア―お土産探しクアラルンプール
スペイン―夜、バルセロナで闘牛を見る
ポーランド―ワルシャワでショパンの調べとピエロギを
ノルウェー―北のパリ、淡いピンクの夕焼け
スウェーデン―アイスホテルに泊まるとしたら
シンガポール―ドリアンアイスをもうひとつ〔ほか〕
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年大阪府生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
173
ミリさんの過去に訪れた海外の旅を振り返る日記。自分的に興味のある国も、そうでもない国もありましたが全て楽しそうでした。一緒に旅行気分を味わえました。台湾旅行が長めに書かれています。雪菜まんが食べたくなりました。海外旅行、一人で行くのも誰かと行くのも良いな。2022/09/21
Nat
92
図書館本。ほっこりする本。ミリさんの旅行本は1人でツアーに参加するという本が初めてだったのであまり海外に行かれていない方なのかなと思っていたが、とんでもなくたくさん海外に行かれている方だとわかった。可愛いイラストや写真を見て、また海外旅行に行きたくなった。ドイツのクリスマスマーケット、コペンハーゲン、フィンランド。フィンランドの「モイ」という挨拶が可愛い!チェコも良いなぁ。ご飯が美味しそうだし、プラハやチェスキー・クルムフロフの中世のお城など見所もいっぱい。前から気になってるポーランドも可愛いものだらけ。2023/05/12
Ikutan
84
1987年のイタリアへの研修旅行が初めての海外旅行だったというミリさん。その後、世界各地を訪れたミリさんが、2019年までの世界の旅を振り返るエッセイ。食べ物にまつわるエピソードが多いのがミリさんらしい(笑)。学生時代の旅の記憶はあまり残っていないようで、過去の旅日記を参考に書かれていて、語尾に(と思う)と正直に書いていらっしゃる。そりゃ、忘れるよね。それでも「楽しかった~‼」という記憶はずっと残るんだね。『台湾日記』は独立した一冊みたいだな。カラフルな写真やイラストもいっぱいで眺めているだけでも楽しい。2022/08/27
ルピナスさん
79
私にとって心の健康を測る尺度は旅に出たいと言う気持ち。最近、旅に出たくもないし家でも子供達の喧嘩が聞こえる位なら寝室に篭っていたいと思う日々が続いて、読友さんのレビューで記憶にあった本書を手に取りました。ミリさんの著書は、いつも私の思い出の彼方にあったものを引き戻してくれます。私もバックパッカーだった時、鎖で鞄を二段ベッドに括り付け街を散策し、言葉が通じないながらのコミュニケーションを楽しんだなぁ。沢山の人の名前に漢字を充ててあげたなぁ。私の旅人生もそれなりにカラフルでした。ありがとうございます、ミリさん2023/02/15
TATA
76
益田ミリさんの過去の旅行回顧録。殆ど記憶にない旅先もあるものだけど、やっぱり食べたものとか、何気ない会話の一部だけが記憶に残ることってあるんだろうなと。私の場合は食べたものもそうだけど、一人旅が多かったのでなるべく誰かと喋った内容、あとはその時読んだ本を旅行の記録に残すことにしてる。旅行と読書、読メの皆さんもお好きでしょうし、参考にするところの多い一冊でした。2024/12/02
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