内容説明
護衛中の花嫁に駆け落ちされてしまったラシャンとシュノーは、苦肉の策としてシュノーを身代わりに移動都市『昇る流星』にある名家への潜入を試みることになった。しかし、名家の長男に一目惚れしてしまったシュノーのおかげで、コンビは解散の危機を迎える。一方、巨大な利権を手に入れようとする勢力が、この婚儀を妨害すべく陰謀を企てて…！？書き下ろし新作も収録！！サイエンス・ファンタジー・シリーズ完結。
著者等紹介
庄司卓［ショウジタカシ］
１９９２年『ダンシィング・ウィズ・ザ・デビルス』（富士見ファンタジア文庫）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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へ～ジック
1
楽しかった。四部作の後半を収録した下巻。楽しかった。直径1024光年の限定された宇宙にして遭難した機動要塞である世界。そのほんの一部を舞台にしたロードムービーでした。この楽しさとは出てきた伏線がしっかりと使われていること、世界設定に想像の余地があること、何より主人公二人の厚い友情に理由があるのではないかと。昔の本だし今読み返したらどうなるかと心配でしたが、とても楽しかった。2016/07/21
