いのち運んだナゾの地下鉄

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  • サイズ B6判/ページ数 125p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620200316
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

一九四五年三月十三日―大阪大空襲の夜、炎の海を逃げまどう人々を乗せて、動いているはずのない地下鉄が走ったという。生き残った三姉妹が体験した、六十六年前のミステリー。

著者等紹介

野田道子[ノダミチコ]
兵庫県生まれ。大阪市立大学卒業。児童文学作家

藤田ひおこ[フジタヒオコ]
香川県生まれ。武蔵野美術大学で絵を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けい子

14
小学校図書室で半年近く予約待ちだった本です。息子の順番がやっと回ってきました。私が住む大阪の戦時中のお話でした。初めて聞いた内容で、これは是非たくさんの子ども達に読んで ほしいと思いました。2017/11/05

カヤ

4
大阪市の空襲で、深夜の地下鉄が動き多くのいのちが救われたという証言をもとにしたお話。大阪の人には馴染みの地名もでてくるし、文章も読みやすい。2017/05/31

かおりんご

4
児童書。大阪大空襲を題材にしている。子どもにも戦争の悲惨さがよく伝わると思う。2012/11/10

qs

2
空襲の中、地下鉄で逃げるの「ごちそうさん」でやってましたね。あの時代を生き延びた人達は、いろんな奇跡を体験されたんだ思う。2015/04/09

どくしょん

0
大阪大空襲を題材にした児童書、しかもわかりやすい読み物はほとんどないので貴重だと思う。カラーイラストが豊富で読みやすく編集されている。だが、史実とフィクションの境目が少し曖昧なのが残念。せめて後書きに大阪大空襲についての詳しい説明があれば、資料としても使いやすいものになったのではないかと思う。改訂版に期待したい。2016/06/07

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