えりなの青い空

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  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620200064
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

小学5年生のえりなは、学校の中庭に寝転がって、空を見上げるのが大好きなのんびりやさんの女の子。クラスの中には、そんなえりなをヘンに思う子もいるけれど、彼女はいつもマイペース。やがて学級委員の鈴原さんがえりなに興味を持ちはじめ、ほのかな友情が芽ばえます―『バッテリー』シリーズのあさのあつこ、待望の最新作。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
岡山県生まれ。日本児童文学者協会会員。『バッテリー』(教育画劇)で野間児童文学賞、『バッテリー2』(同)で日本児童文学者協会賞を受賞

こみねゆら[コミネユラ]
熊本市生まれ。東京芸術大学大学院油画修了。1985年、フランス政府給費留学生として渡仏し、94年まで在仏。以後、画家・人形作家として活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

36
えりなは、ちょっと変わった女の子。でも他人に惑わされず、自分の思いを貫けるのは良いなぁ と思う。通知表も全部、普通欄に◯なら全然OKだよね。学級委員の鈴原さんは勉強も運動も出来て、でも無理をしていたのかな? えりなに影響されて、自分を通す為に学校に登校しなくなったのでしょうか? 今後の話も知りたいです。2021/07/13

小夜風

28
【図書館】小学五年生のえりなは休み時間に中庭に新聞紙を敷いて寝転がっちゃうようなマイペースな女の子。親の言うことにも友だちの言うことにも先生の言うことにも流されず、自分の世界を持っていられることが、ある意味才能だよねって思いました。母からすればちょっと心配になってしまいますが、こういう生き方してみたいな~。鈴原さん側の話も読んでみたくなりました。2014/07/09

tokotoko

23
今日は、朝からあいにくの灰色の空!なので、起きた時から「読もう!」って思ってた。小学5年生のかなりマイペースな女の子のえりなと、優等生の鈴原さん。2人を軸に、学校と家の小さな世界が描かれている。こみねさんの柔らかいタッチの絵も、お話に透明感を持たせてくれている。うまく行かないことを、彼女達らしく受け止めて進んで行く姿が、清々しかったです。かわいいお話でした。2014/03/26

木漏れ日の下

7
空を眺めるのが大好きな女の子のお話。穏やかで静かな雰囲気がすごく好みです。こみねゆらさんの絵も世界観に彩りを添えてくれてます。ついこの前公園の四角いベンチで下の子が寝転がって、私にも寝転がってと要求したのを髪にもし虫がついたらやだなと断ってしまったのをすごく後悔。えりなみたいに新聞紙か敷物を持ってベンチじゃなくて芝生に寝転がって今度は私が誘ってみようと思います。今なら子供達への餌捜しに奔走してる燕や気の早いトンボもいるかもしれません。好きな本でした。2018/05/31

読み人知らず

4
鈴原さんは優等生だけどちょっと疲れちゃったんだね。新聞紙の上に寝転びたい。今の季節とか気持ちいいよね。2007/06/08

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