内容説明
伯爵令嬢のキャサリンは悩んでいた―25歳の誕生日までに結婚しなければ、祖母が遺してくれた大事な別荘を取り上げられてしまうのだ。奥手な彼女の縁談に手を貸してくれたのは幼馴染のグリフ。放蕩者の彼とは犬猿の仲だったが、その素顔に触れ、キャサリンは密かに育っていた恋心に気づく。だが直後、彼の父親が企てた謀反でグリフは社交界を追われてしまう。数カ月後に現れた彼は暗く危険なオーラをまとっていて…。
著者等紹介
ヒース,ロレイン[ヒース,ロレイン] [Heath,Lorraine]
イギリス、ハートフォードシャー生まれ。作家になるのが長年の夢で、テキサスの大学を卒業後、マニュアル本やプレスリリースのライターといった職を経て、念願の小説家デビューを果たす。USAトゥデイやNYタイムズ紙のベストセラーリストにたびたび登場し、受賞歴も多数
さとう史緒[サトウシオ]
成蹊大学文学部英米文学科卒。企業にて社長秘書等を務めたのち、翻訳の道へ。小説からビジネス書、アーティストのファンブックまで、幅広いジャンルの翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
8
面白かった(☆▽☆) 次はヒーローの兄? 楽しみ(☆▽☆) この兄弟には、幸せになって欲しい(☆▽☆)2024/06/09
aiko
5
ロレイン・ヒースの描く結ばれてはいけないのに否応なく惹きつけられしまう二人が好きで好きで。 新シリーズ1作目ですが『公爵令嬢と月夜のビースト』から続く陰謀やしがらみも山盛りで、キャサリンとグリフの揺るがぬ愛をじっくり楽しめる今作、良かったです。変わり者のキングスランド公爵が次のヒーローらしいので、今から楽しみ。2024/07/29