- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
出版社内容情報
彼にとっては、利用できる道具だった。
私の愛も……二人の赤ちゃんさえも。
その夜、メイドのレイニーは強欲でわがままな伯爵夫人に従って、
モナコの王族が主催する舞踏会にいた。
そこで突然、世界的な億万長者カシウスからダンスに誘われる。
気づいたとき、レイニーは彼のペントハウスにいた。
「僕が君を喜ばせられなかったら、1千万ドルやろう。
だが喜びを味わえたなら、僕の子供を宿してもらう」
カシウスの冷酷だが熱い誘惑に、無垢なレイニーはとまどった。
バージンの身で彼に従ったのは、病弱な祖母と盲目の父に
お金を送るため? それとも……彼が運命の男性だと信じたため?
ハーレクイン・ロマンスに欠かせないトップ作家、ジェニー・ルーカス。冒頭の、伯爵夫人の白い高級毛皮にヒロインがコーヒーをこぼすシーンを読んだら最後、ページをめくる手がとまらなくなるはず。ロマンスのジェットコースターを、どうぞお楽しみください!
内容説明
その夜、メイドのレイニーは雇い主である伯爵夫人に従って、舞踏会に出席していた。そこでありえないことが起きる。世界的な億万長者カシウスからダンスに誘われたのだ。陶然としたレイニーが気づいたときには、彼のペントハウスにいた。「僕がきみに喜びを与えられなかったら、1千万ドルやろう。だが喜びを味わえたなら、きみに僕の子供を産んでもらう」驚くべき賭を持ちかけられ、無垢なレイニーは動揺したが、彼女の仕送りを待つ故郷の盲目の父と病弱な祖母のため、カシウスに純潔を捧げてしまう。レイニーは夢にも思わなかった。まさかその一夜で、喜びどころか小さな命まで授かろうとは。
著者等紹介
ルーカス,ジェニー[ルーカス,ジェニー] [Lucas,Jennie]
書店を経営する両親のもと、たくさんの本に囲まれ、アイダホ州の小さな町で遠い国々を夢見て育つ。16歳でヨーロッパへの一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカ中を旅する。22歳でのちに夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した1年後、小説を書き始めた。育児に追われている今は執筆活動を通して大好きな旅をしているという(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。