出版社内容情報
会ったこともないギリシャ人の祖父から手紙が届いた。
病床に伏し、死ぬ前に一目ヘレンに会いたいと言うのだ。
ヘレンは同情をおぼえるも、父と駆け落ちした母を勘当し、
亡くなるまで許さなかった祖父を恨む気持ちもある。
迷う彼女の前に、ある日、祖父の使者だという謎の富豪が現れる。
その男、デイモンは美しいが、微塵の甘さも感じさせない
野獣のような鋭い目で、力ずくでも君を連れていく、と告げた。
容赦なく追いつめられて、怯えるヘレンは思いもしなかった。
このあとの船旅で、デイモンの激情の炎に焼かれようとは。
サラ・クレイヴン[サラクレイヴン]
著・文・その他
長沢由美[ナガサワユミ]
翻訳
内容説明
会ったこともないギリシャ人の祖父から手紙が届いた。病床に伏し、死ぬ前に一目ヘレンに会いたいと言うのだ。ヘレンは同情をおぼえるも、父と駆け落ちした母を勘当し、亡くなるまで許さなかった祖父を恨む気持ちもある。迷う彼女の前に、ある日、祖父の使者だという謎の富豪が現れる。その男、デイモンは美しいが、微塵の甘さも感じさせない野獣のような鋭い目で、力ずくでも君を連れていく、と告げた。容赦なく追いつめられて、怯えるヘレンは思いもしなかった。このあとの船旅で、デイモンの激情の炎に焼かれようとは。
著者等紹介
クレイヴン,サラ[クレイヴン,サラ] [Craven,Sara]
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。ジャーナリストとして働いたのち、1975年に『バラに想いを』で作家デビュー。40年以上にわたって活躍し、93作品を上梓。陰影のある独特の作風で読者の心を揺さぶり続けたが、2017年11月、惜しまれつつこの世を去った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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