出版社内容情報
職場の女性たち全員が、同じビルに事務所を持つ弁護士、
高級スーツに身を包む独身貴族ザカリーに夢中になっている。
ひょんなことから、ジェニーはザカリーと知り合うが、
なぜか彼は、平凡なジェニーをこそ“理想の妻”だと思い込み、
あっという間にプロポーズされてしまうのだった。
しかし、ジェニーは5週間前に婚約者に捨てられたばかりで、
少なくとも今は、どんな男性ともかかわり合いたくない。
そう思っているのに、男っぽい魅力のザカリーを前にすると、
田舎の娘みたいに、彼を意識せずにはいられなくて……。
内容説明
職場の女性たち全員が、同じビルに事務所を持つ弁護士、高級スーツに身を包む独身貴族ザカリーに夢中になっている。ひょんなことから、ジェニーはザカリーと知り合うが、なぜか彼は、平凡なジェニーをこそ“理想の妻”だと思い込み、あっという間にプロポーズされてしまうのだった。しかし、ジェニーは5週間前に婚約者に捨てられたばかりで、少なくとも今は、どんな男性ともかかわり合いたくない。そう思っているのに、男っぽい魅力のザカリーを前にすると、田舎の娘みたいに、彼を意識せずにはいられなくて…。
著者等紹介
ビアンチン,ヘレン[ビアンチン,ヘレン] [Bianchin,Helen]
ニュージーランド生まれ。ロマンス小説界でもっとも権威あるRITA賞に、2度もノミネートされた実力派(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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糸車
22
(どうしたものか感想を書きづらい。初期のヘレンさんだから?なんかね、ヤマ場がない)あ、でも普通なら派手な誤解を招きそうなヒロイン元婚約者の愚行にも冷静に対処出来るヒーローに拍手を送りたい。だって終盤にこの手の場面があるとまず間違いなく誤解するよね。そう見える場面だし。ヒロインにメロメロで嫉妬深い男性が短絡的な結論を出しても仕方がない気がするし。ヒーローを愛するようになったヒロインがビクビクしながら1日を過ごしたあと、懐が深いところを見せてくれたヒーロー、いい男だ。2017/08/09
たまきら
22
立ち読み。初版1976年!婚約者にてひどく裏切られた女性が「仕事に生きるもん!」なのに、プレイボーイの弁護士に一目惚れされて、気づいたら結婚に押し切られてるというおかしなお話です。ロマンスにも時代でいろいろ違いがあって面白いなあ。今は弁護士とかってロマンスの主役にあまりいないような気がするんですよねえ。興味深いなあ。2017/08/02