出版社内容情報
2年前に事故で記憶を失って以来、シャーナは過保護すぎるおば夫妻のもとで暮らしていた。他人とはほとんど言葉を交わせない窮屈でうつろな日々――。だがおば夫妻が珍しく旅行に出掛け、束の間の自由を手に入れる。解放感にひたりながら海辺を歩いていると、ひとりの男が声をかけてきた。謎めいた雰囲気の、たくましく魅力的な男性だ。だが彼はシャーナについてあまりにも多くを知っていた。不安をおぼえ、逃げるように帰った彼女は夢想だにしなかった。まもなく降りだす大雪が、ふたりの距離を急速に近づけることを。
メアリー・ウィバリー［メアリーウィバリー］
前田雅子［マエダマサコ］
内容説明
２年前に事故で記憶を失って以来、シャーナは過保護すぎるおば夫妻のもとで暮らしていた。他人とはほとんど言葉を交わせない窮屈でうつろな日々―。だがおば夫妻が珍しく旅行に出掛け、束の間の自由を手に入れる。解放感にひたりながら海辺を歩いていると、ひとりの男が声をかけてきた。謎めいた雰囲気の、たくましく魅力的な男性だ。だが彼はシャーナについてあまりにも多くを知っていた。不安をおぼえ、逃げるように帰った彼女は夢想だにしなかった。まもなく降りだす大雪が、ふたりの距離を急速に近づけることを。
著者等紹介
ウィバリー，メアリー［ウィバリー，メアリー］ ［Ｗｉｂｂｅｒｌｅｙ，Ｍａｒｙ］
１９７０年代から８０年代に活躍したベテラン作家。結婚して子供の子育てが落ちついたのちに作家デビューを果たし、４０作以上の作品を著している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
20
なんとまあ、初版は70年代ですよこのお話。記憶喪失ものです。2年間ぼんやりと叔父伯母を頼って生きてきた女性が、二人の旅行中に男性と出会います。彼は急接近してきて、彼女を不安にさせる…と言うようなお話です。なんだかだれが正しいのかわからないでお話が進んでいくあたり、うまいんですが、タイトルで彼が誰だかすぐわかってしまうと思うのよね～、謎解きがメインではないとはいえ…でも結構面白かったです。2016/12/02
