出版社内容情報
母を亡くし孤児になって以来、リアは6年間、裕福な後見人に学資を出してもらい、修道院女学校で教育を受けた。そしていま、学校を卒業し、リムジンに乗って後見人の別荘へむかっていた。ところが途中の山道で何者かに車をとめられ、リアは連れ去られた。誘拐されたのだ。彼女を掠ったのは、誘拐犯らしからぬ美しい黒い瞳の青年だった。黒い瞳のヴィトールは、リアにいきなりキスをするや言い放った。誘拐の目的はただひとつ――“きみと結婚する”ことだと。
アンジェラ・ウェルズ[アンジェラウェルズ]
古澤 紅[フルサワコウ]
内容説明
母を亡くし孤児になって以来、リアは6年間、裕福な後見人に学資を出してもらい、修道院女学校で教育を受けた。そしていま、学校を卒業し、リムジンに乗って後見人の別荘へむかっていた。ところが途中の山道で何者かに車をとめられ、リアは連れ去られた。誘拐されたのだ。彼女を掠ったのは、誘拐犯らしからぬ美しい黒い瞳の青年だった。黒い瞳のヴィトールは、リアにいきなりキスをするや言い放った。誘拐の目的はただひとつ―“きみと結婚する”ことだと。
著者等紹介
ウェルズ,アンジェラ[ウェルズ,アンジェラ] [Wells,Angela]
学校卒業後、ロンドンの広告業界に身をおき、キャリアを積んだ。同業者と結婚し、しばらくは育児に専念したが、趣味で小説を書き、これが作家としての出発点となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
26
孤児のヒロインは修道院女学校卒業後は学費を出してくれた後見人の元で働くつもりが向こうは彼女を妻にするつもりだった。これがヘレン・ビアンチアンだったら相手は気難しいナイスミドルでロマンスが生まれる、んだろうけど残念ながら後見人は60代。美しく無垢な彼女が異性と接する機会を奪い、裕福な妻が亡くなるのを待つ卑劣で残忍な男(ぞぞっ)。ヒーローはヒロインを誘拐し妻にすることで社会的な復讐をするつもりだったらしい。美しく愛らしい妻に触れることも出来ないヒーローの苦悩(笑)。純真なヒロインが必死でつく嘘も可愛かった。2017/08/27
かもめ
4
純真ナイーブ10代ヒロイン大好きなので楽しめた。ただの子どもがヒーローの手により素敵なレディに変身していく様が、お約束ながら、読んでいて楽しかった。2016/12/11
-
- 和書
- 畠中水溶性キトサンの常識