出版社内容情報
異国に滞在中、医師である両親を目の前で殺され、ショックから口をきけなくなってしまったマンディ。孤独ながら、後見人の庇護のもとで少女時代を過ごしたが、21歳になるやその契約も打ち切られてしまい、とうとう身寄りをなくした彼女は途方に暮れる。そんなときに出会ったのが、ブライアン・ストーン。酔っ払いに絡まれたマンディを助けてくれた紳士だ。彼はマンディの境遇を知ると、考えこんだあとで申し出た。「僕の秘書として、屋敷に住み込んで働かないか」
内容説明
異国に滞在中、医師である両親を目の前で殺され、ショックから口をきけなくなってしまったマンディ。孤独ながら、後見人の庇護のもとで少女時代を過ごしたが、21歳になるやその契約も打ち切られてしまい、とうとう身寄りをなくした彼女は途方に暮れる。そんなときに出会ったのが、ブライアン・ストーン。酔っ払いに絡まれたマンディを助けてくれた紳士だ。彼はマンディの境遇を知ると、考えこんだあとで申し出た。「僕の秘書として、屋敷に住み込んで働かないか」口のきけない天涯孤独の彼女が見つけた、せつない愛。
著者等紹介
ゴールドリック,エマ[ゴールドリック,エマ] [Goldrick,Emma]
プエルトリコで生まれ育ち、軍人の夫と出会って結婚。4人の子供たちを育てたのちに、1980年に夫婦で小説の合作を始め、ふたりで執筆を続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水戸
2
ページが薄いのは、展開が早いからで、丁寧に心理の変化をかいていったら、なかなかの長編になるだろうな、と感じました。だから、ちょっと心理の展開に置いていかれそうになるので、必死に追いかけて性格や境遇と重ね合わせて、なんとか汲み取ろうとするかんじ? ちょっと昔の少女漫画のような展開でした。2016/08/15
はっつん
2
ヒーローがヒロインを愛してるというのが、全然伝わってこない。ヒロインに意地悪をする女にヒーローの方からギャフンと言わせて欲しかった。ケーキぶつける場面は良かったけど。とにかく薄味なヒーロー。ヒロインに対する犬の忠誠心と愛情がいちばん印象に残った。2016/06/11
ちぇしゃ
2
PTSDで言葉を失ったヒロインと、イケメン作家のヒーロー。手を怪我してタイプができないからという理由でヒロインを秘書に雇い入れて、他の女性から逃げるためにプロポーズwそして悪役なヒーロー大好き性悪女子と性格悪いその兄の登場、ヒロインの受難が始まるという展開。要所要所で???となるほどヒーローの印象というか存在感が薄くて残念。 ヒロインのけなげな思いで時折???という行動もあるけど、性悪女子を追い出す様子に溜飲が下がったのでよしとします☆2014/10/12
矢田ふみえ
1
ショックで言葉が話せないヒロインとのラブロマンス。2017/02/23
ととめ
0
医師の両親と暮らしたアフリカの村で反政府軍の銃撃に巻き込まれ、自分のすすり泣きが原因で母を死なせてしまったヒロイン。14歳で一人帰国し遺産で生活しながら、聴啞者として家政婦と暮らしていたヒロイン21歳。屋敷や農地を持つベストセラー作家ヒーロー32歳。重い過去を抱えながらも陰鬱さのないお転婆娘ヒロインと、イケメンだけどちょっとズレてる残念ヒーロー。最もヒロインを愛し、ピンチの時に最も頼りになったのは、ヒーロー愛犬のグレートデーンだと思う。賢くて素敵。2017/06/22