内容説明
亡き父親の借金を一人で抱えている、うら若きキャロライン。ある日、まだ会ったことのない社長グスターフに呼び出されるが、待っていたのは、先日雨のなか道に迷ったところを助けてくれた、ひどく傲慢でぶしつけな男性だった!どうやら彼はその後、キャロラインの身辺を調査させたらしい。遺産相続のため早急に“妻”が必要だからと、負債の肩代わりと引き換えに、期間限定の結婚を提案してきた。威圧的で、愛のかけらもない取り引き―しかし、キャロラインはその提案にすがるほかなく…。初版1982年の名作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
5
このヒーローには惹かれないな。 傲慢だとかより他人に対する熱の無さが気味悪い。再読は無いなぁ2017/11/26
ぽこ
3
ヒーローは怒ったヒロインが好きという変な趣味嗜好の持ち主で、ヒーローひどいセリフを吐く→ヒロイン怒る→そんな彼女を組み敷く・・・というパワハラ全開の話でした。ただ、ヒロインはお金がなくてもヒーローと結婚したのかと言うと、絶対にそんなことはなくて、ヒーローもそこが理解できているので、けっこう現実的な話だった。2015/12/14
ちゃろ
3
⭐これまで読んだ中でも最低ヒーローでした。愛情表現の仕方を知らないからと言って、無理矢理お金をちらつかせて結婚させたヒロインに対して、言いたい放題。遺産を巡ってのヒーロー母も酷かった。最後まで腑に落ちない展開。ヒロインは幸せになるんだろうか?2014/11/02
まめもち
1
嵐のせいで1晩一緒に過ごすはめになった2人。遺産ゲットのための妻が必要だったヒーローに目をつけられたマジメなヒロイン。ヒーローと遺産争いしてる継母が性格悪いを通り越して極悪人。ヒーローもずっとヒロインに冷たいのに、別れを切り出されたら愛してるだと!?意地張って素直になれないとかいう問題じゃないよね。この男のどこがよかったんだろ?2017/04/17
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