内容説明
ある日ベスに、親友夫妻からプレゼントが贈られた。それは、大富豪の不動産王トッド・グラハムとデートをする権利。恋愛からすっかり遠ざかってしまっているベスのためにと、チャリティ・オークションで競り落としてきたという。プレイボーイと噂の彼と、平凡な私じゃとても釣り合わないわ―その不安は的中し、デート当日、ベスはトッドの魅力に圧倒され、周囲のからかいの目にも耐えられず、途中で逃げだしてしまう。住む世界も違うし、もう彼と会うことは二度とないだろう。そう思っていたベスだが、意外にもトッドは家まで会いに来て…。
著者等紹介
マレリー,スーザン[マレリー,スーザン][Mallery,Susan]
USAトゥデイ紙や大型書店などのベストセラーリストの常連である人気作家。南カリフォルニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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矢田ふみえ
5
気になっているのに、死んだ夫や子どもたち、金持ち社会など自分にはなじめないと悩みが続く。ちょっと重荷だったなぁ。2017/11/19
mao
2
子どもたちが良い子で、泣けた。
はっつん
2
始めの結婚生活は、素敵な子供にも恵まれて、幸せ。しかも、旦那さんとは死別。なので、次の恋愛に悩み、なかなか踏み出せないのは、ヒロイン自身のコンプレックスのこともあり、リアルによくわかりました。悩んで当たり前、そんなヒロインを正直に自分の迷いも打ち明け、受け止めるヒーローは素敵なでした。私は、臆病なヒロインが自分の気持ちに気づいて、自分から、僕のところにきてほしくて、何ヶ月も待つヒーローは大嫌いなんですが(だって、やっぱりヒーローから動いてほしいもん)今回は、二人の歩みよりが、程よくて素敵でした。2016/01/03
ちゃろ
1
⭐⭐⭐38才で2人の子供がいて一年半前に突然事故で夫を失った女性がヒロイン。友達が男性独身者オークションで競り落としてプレゼントしてくれた男性が億万長者のトッド。最初のデートでトッドをレストランに残したまま帰ってしまうとか、妊娠線や身体の線を気にして踏み込めないところとか、戸惑った様子が可愛い。実際には、トッドのような辛抱強く愛情を持って待ってくれる男性(それもお金持ち^^;)はいないんだろうけど、読後感は幸せな気分でしたヾ(@⌒ー⌒@)ノ2014/08/10