内容説明
アラブのプリンス、シーク・ハッサンの苦悩は深かった。6年前に結婚したイギリス人の妻リオーナは、跡継ぎができないのを気に病んだ末、実家に帰ってしまった。さらに、それを知った隣国のシークが、自分の娘を後釜に据えようとリオーナの誘拐を企てているという。そんな折、妻が別の男にエスコートされスペインにいると聞き、ハッサンの怒りは爆発した。妻を守るのは夫の特権ではないか!彼は部下にリオーナを襲わせ、豪華ヨットに連れ込んだ―誰よりも先に、妻を誘拐するために。
著者等紹介
リード,ミシェル[リード,ミシェル][Reid,Michelle]
1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。英国マンチェスター在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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糸車
26
読み始めてから「罠に落ちた二人」の少し前のお話なんだと気づく。主人公は愛し合っているけれど、後継者問題でこじれて別居しているシークとその妻。たとえ息子を授からないとしても第二夫人を娶るつもりはないヒーローの覚悟は天晴れ。「罠に落ちた二人」で愛情ゆえに弟にいらぬお節介をしたヒーロー、今作でかなり評価がアップしました。いえ、本当はこっちから読むべきだったんですが、順を追って読む習慣がないもので(笑)。"彼らは何ひとつあきらめない。傲慢で所有欲が強くて頑固で身勝手"でも"優しさが取り柄"というセリフが秀逸。2016/06/10
ぽこ
7
「罠に落ちた二人」のラフィクのお兄さんが主人公。不妊に悩む夫婦の話。序盤、正義のヒーローのように颯爽と現れるシーンに笑ってしまった。ヒーローは妻が大好きで、妻なしでは生きていけなさそうなのが、終始伝わってきました。2015/06/24
まめもち
2
不妊と診断されたイギリス人妻と、第2夫人を断り続けるシーク。ちゃんと妊娠できてめでたしめでたしなんだけど、妊娠の兆候でるの早すぎませんか?シークのお父さんが孫の誕生を知らされ危篤を脱するなんてできすぎ(笑)2016/02/12




