内容説明
両親の結婚記念日を祝うため、フランスを訪れたジュリアナは、パーティが催される古城のまわりをひとり散策していた。城の主は、父の友人の公爵。氷みたいに冷酷な男という噂だ。古城の敷地内には森があり、ジュリアナが中へ分け入ると、そこに、馬にまたがった1人の男性がたたずんでいた。漆黒の髪にすばらしく整った顔立ちで、まさに理想の王子さまだ。ジュリアナは一瞬にして、その男性に心奪われてしまった。彼こそが噂の城主アラン・ド・ブルニエ―心をかたく閉ざした孤高の公爵だとは、まだ知らずに。
著者等紹介
ヤング,ブリタニー[ヤング,ブリタニー][Young,Brittany]
ロマンス作家。ウィスコンシン州ラシーン在住。執筆前に作品の舞台に設定したさまざまな国や地方を旅行して、その土地の言葉や習慣、歴史、文学などを研究することが、作品の深みと魅力になっていると話す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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