内容説明
ひっつめ髪に、黒縁めがね。垢抜けない簡素な服。敬虔な母親の影響で、地味な装いを好む秘書のエリナーは、この3年間、ボスのカリーにずっと恋している。振り向いてもらえなくても、そばにいられればいい―そう思っていたある日のこと、エリナーは偶然聞いてしまった。ボスが彼女のことを“男に見向きもされない田舎娘”と言うのを。しかも、傷ついた心に追い打ちをかけるかのように、カリーは美しく洗練された恋人との婚約を発表する。絶望の淵に落とされ、エリナーはたまらず辞職を申し出るが…。
著者等紹介
パーマー,ダイアナ[パーマー,ダイアナ][Palmer,Diana]
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。米ジョージア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひまわり
3
ヒロインはMだと思う。2014/09/30
やまと
2
ヒーローのヒロインに対する言動が酷過ぎる。自分勝手でい意地悪なヒーローの何処がいいのかさっぱりわかんない。2015/05/14
me
1
傲慢ヒーローだけど、夜中にヒロインを叩き起こして仕事をさせるのはヒロインを信頼しきって甘えてるから。相手に威圧感を与えてから物事を有利に進めて仕事をしてきたヒーローはヒロインにも高圧的な態度をとってしまう。好きな女の子をいじめる男の子みたいなもの。思ってることと言ってることが違う男。可愛いのに可愛いと言えずひよこと罵ってしまう男。ほかの男にとられると思ったときやっと自分の気持ちに気づくヒーロー。男なんて子どもで面倒くさいものなんだというのがわかる本。読みやすかった。2017/12/24
Yasuko Yamamoto
1
秘書とボス2018/09/21
ロモコ
1
「気を悪くしないでほしいんだが」「そんなことはとっくにわかっていた」ヒーロー大人の余裕でした。傲慢で、歳の差14歳のヒーローと、ヒロインが対等になるまでのこの苦悩が、たしかに意義あるものになって本当によかった。2012/06/15