内容説明
社長令嬢キャラは父の書斎で言い争う声を耳にして扉を開けた。父といたのは、非情な仕事ぶりで知られる商売敵のヴィンス。最近顔を合わせるたびに、彼女に無遠慮な視線を送ってきた男だ。会社の業績が悪化した父はそのヴィンスから多額の借金をし、今週末の期限までに返済できなければ、会社も家も失うという。なぜか憎しみを目に宿して父を追いつめるヴィンスに、キャラは支払い期限を１年間延期してほしいと懇願した。ヴィンスは彼女の体を眺め回すとうなずき、条件を出した。希望を叶えるかわりに、借金が返済できるまで僕の妻になれと。
著者等紹介
ウィタル，イヴォンヌ［ウィタル，イヴォンヌ］［Ｗｈｉｔｔａｌ，Ｙｖｏｎｎｅ］
南アフリカ生まれ。南アフリカの各地を舞台に、もつれる愛の物語を数多く描く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ぽこ
5
ヒーローのかわいそうな境遇には同情するけど、復讐相手の娘に対して恨みを晴らすっていうのは弱い者いじめみたいでいただけないと思った。2015/10/07
いきあたりばったり
3
よくある設定のよくある展開。ヒロインのお父さんは借金を申し込むより先に謝罪すればよかったんじゃない？それが普通じゃない？ハーレクインでそんなこと言ってもしょうがないけど…、そういうテキトーなところが宝塚の脚本と似てる、と思った。それぞれそのご都合主義が楽しさにつながるのかな。2010/12/21
くろうさぎ
1
父の借金のかたに結婚するヒロインですが、、最初は、ヒーローは意外と「結婚して欲しい」と言ってたのに、初夜に「お前は父親の借金のかたなんだ！」とは、最悪ですね・・・・。借金のかたとはいえ、期限を一年のばすだけで、借金自体は返せっていうすごさです。他の話じゃ大抵、結婚＝チャラなんだけどなぁ・・・。2012/02/29
黒髪
0
ヒーローがどんな問題を抱えていたのか、終盤にヒロインがやっと見抜く展開が良かった。2022/03/04
