内容説明
継母にいじめられ、つらい日々を送っていたジェミーは、とつぜん、おまえの結婚が決まったと言い渡される。そして、婚約者が来るはずの夜に訪ねてきたのは、信じられないくらいハンサムな紳士だった。あの人がまさか、わたしの夫に?淡い期待も束の間、彼とは似ても似つかない貧相で好色そうな老人が、ジェミーの結婚相手として紹介された。こうなったら、かねて考えていたことを決行するしかない―彼女は少年になりすまし、月明かりの下、家から逃げだした。
著者等紹介
メイトランド,ジョアンナ[メイトランド,ジョアンナ][Maitland,Joanna]
生まれも育ちもスコットランドだが、成人してからはイングランド及び海外で暮らすことが多い。結婚して子どもが生まれてから童話を書くようになり、それがやがて歴史小説を手がけるきっかけになったという。リージェンシー物を得意とするが、中世の歴史も勉強し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 日本の大吟醸一〇〇