内容説明
リリーは精神を病んだ母から生を享け、修道院で暮らしていた。あるとき、母がウェールズの首長と因縁があることを漏れ聞き、自分の素性を知りたい一心で、首長の住む城へと向かった。門前払いされてもあきられられずに城壁をよじ登っていたところ、道半ばで首長の忠臣イアンに捕らえられてしまう。“ドラゴン”の名で恐れられる彼の威圧感にもひるむことなく、リリーは首長への謁見を申し込んだ。すると、イアンは火を噴く竜のごとく、辛辣な言葉を吐いた。「汚らしい小娘に首長のベッドを温めてもらう必要はない」。
著者等紹介
シュルツェ，シャロン［シュルツェ，シャロン］［Ｓｃｈｕｌｚｅ，Ｓｈａｒｏｎ］
米国ニューハンプシャー州の出身で、現在はコネチカット州に住む（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Michelle
9
1200年代のウェールズが舞台。生まれてからずっと修道院で育ったヒロインが、自分が何者であるのかを調べるために首長の元にやって来た。城に潜りこもうと城壁を登っているときにドラゴンと呼ばれるヒーローに捕まる。物語の設定や文調が物凄く好み。後半、期待した展開にならず盛り上がらずに終わったのが残念だった。シリーズもので他の作品との関連があるようなので、そちらも読みたい。2021/02/08
ゼニガメ
3
自分で運命を切り開けるヒロインに好感が持てる。逃亡生活もスリルがあった。ただ、引っ張った割りに後半があっけなかった。2016/12/18
まふゆ
0
単調でした。一目あってその瞬間から性的に惹かれあう系。2014/02/24
早川珠生
0
行動力溢れる女性に囲まれていたﾋｰﾛｰだったがﾋﾛｲﾝもやっぱり行動力が溢れていた 悪役のしつこさには目を見張るものがあった2011/08/11
こえん
0
一番好きなシーンは壁を登るヒロイン…かも。2009/07/17
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