内容説明
14歳のころから領主としてロマを治めてきたキャサリンは、イングランド宮廷からの知らせに愕然とした。かつて領主だった男の息子に、ロマを返還せよというのだ。そのうえ、そのサー・セネットの花嫁になるように、と。見知らぬ男と結婚するなんて、冗談じゃないわ!王の使者を追い返すと、あろうことか奇襲攻撃が始まった。またたくまに城を制圧したサー・セネットは、氷のように冷たく光る青い目で、情け容赦なくこう告げた。「おれはロマのすべてを要求する…きみ自身も含めて」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こえん
2
再読したら少しは感想変わるのかと思ったけど、全然変化ナシ。このヒロイン苦手だわ…。2010/07/22
チョビ
1
これほど魅力を感じさせないヒロインも珍しい^^;ただのわがまま自己中ヒステリックお嬢様にしか見えず、思い込みで後先考えず行動し、周りを振り回し、これで賢明な管理によって領民から慕われていると言われてもまったく説得力なし。いとこのキアランが登場してから、予想外の彼の魅力によって何とか読み切った感じ。2011/05/17
こえん
1
ヒーローのお相手はもっと違った感じのヒロインが良かったなー、関連作を読んだ直後だから余計にそう感じたし、吐いた嘘をそのままにしておいてそこから誤解が広がるタイプの話は苦手だ(今回はヒロインサイド)。ヒーローの魅力のみで読み切ったカンジ。2009/03/02
早川珠生
0
領地の運営って難しいんだなー ヒロインが頑なになるのも分からんでもなかった2011/08/25