内容説明
ウェールズの辺境に立つロークレア城の女主人ジリアンは、怒りと悲しみに打ちのめされながら、父の墓を見つめていた。父の死以来、侵略者の襲撃に脅かされる毎日が続いている。愛する婚約者ラナルフも、4年前に姿を消してしまったきり。そして今日、ジリアンは父が隠していた結婚誓約書を見つけた。そこには身も心も捧げたラナルフの署名はなく、彼の冷たい拒絶の言葉だけが記されていたのだった。だが数日後に到着した王の使者の一行を見て、彼女は目を疑った。ラナルフ!いったいなぜ、見捨てた私の前に再び現れたの。
著者等紹介
シュルツェ,シャロン[シュルツェ,シャロン][Schulze,Sharon]
土木工学の学位を持つが、長いあいだ歴史にも魅せられており、歴史ロマンス小説に開眼した。米国ニューハンプシャー州の出身で、現在はコネチカット州に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くろうさぎ
1
ヒーローの過去にとった行動と、来てからしばらくの行動と態度は、ひどすぎる。相手の為にとか言っても、それは自分の為にしかなってないし、相手を果てしなく傷つけてて、勘弁して~~~!って感じに鈍感なのか?逆にヒロインは寛大すぎて・・・・。2011/11/25
早川珠生
0
なんで黙ってどっか行っちゃうかなー 騎士ってそう言うものなのかなー?だから話がややこしくなるんだよね?話の展開は面白かったです2011/04/30
こえん
0
ヒロインは健気で強くて好きなタイプだったけど、四年前のヒーローの行動が無責任でなかなか感情移入が困難だったのが残念。展開とか悪くなかったんだけどな。2009/07/17