内容説明
「さあ、一緒に乗るんだ」ここはスノーマス、熱気球大会の会場。宣伝部のオードリーが不慣れな場所にやってきたのは、いつでも女性たちの視線を独り占めにしている社長のブレイクが、気球レースに出場する様子を取材するためだった。ところが強引なブレイクに、気球に乗せられてしまったのだ。降りたくても降りられない。気球は空高く浮かびあがっていく。狭いゴンドラに二人きり。いったいどういうつもりなの?オードリーのとまどいをよそに、彼は熱っぽい視線を向けてくる。そんな二人の先行きを暗示するように嵐が近づいてきて…。
著者等紹介
ウッズ,シェリル[ウッズ,シェリル][Woods,Sherryl]
1982年のデビュー以来、70作以上の作品を発表し、多くの読者を魅了し続けている大ベテラン。オハイオ大学でジャーナリズムの学位を取ったあと、新聞社に勤めていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キッチンタイマー
9
吊り橋効果というのがあってですね、とずっと思ってた。大丈夫だろうか。熱気球で拉致されたヒロインの話。まあストーリーはどうでも良くて、熱気球の風景で休暇の気分を味わいました。2018/04/22
ととめ
1
頼まれると嫌といえないワイナリー宣伝部社員ヒロインは、上司の頼みで熱気球大会へ。ワイナリー社長でマスコミの寵児ヒーローは宣伝も兼ねて大会へ参加、ヒロインを自身の気球に引き込み空へ。都合のいい女ゆえ男に捨てられ、心機一転転職したのに断れずに災難に見舞われたと愚痴るヒロイン。なんかずっとヒーローがヒロインのカウンセリングしてるような感じの話だった。2017/06/30