内容説明
結婚式当日、花婿に捨てられたスザンナは、幸せいっぱいの花嫁から行き遅れの貧しい娘へと転落した。伯爵夫人になるはずだったのに、自らの力で生計を立てるしかなくなったのだ。そんな苦難の中、さらに大きな事件が起こる。職探しに行く道すがら、いきなり馬車に押しこまれたのだ！文無しの娘を誘拐するなんて、いったい何が目的なの？連れていかれたのは、目をみはるほど豪壮な屋敷。そこで待っていたのは、謎の大富豪ウルフだった。
著者等紹介
マーシャル，ポーラ［マーシャル，ポーラ］［Ｍａｒｓｈａｌｌ，Ｐａｕｌａ］
イングランド中部レスターに生まれ、古都ノッティンガムで育つ。勤め先の資料図書館で同じく司書をしていた男性と結婚。三人目の子が学校に入ったのを機に英語の臨時講師として働き始めるが、その後再び大学に戻り、歴史を学んだ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Michelle
13
義父の策略で財産を盗られ、令嬢の付き添いとしてひっそりと生きているヒロイン。令嬢と間違われて誘拐され、結婚を迫られる。迫ったのはインド帰りの野性味のある富豪。なんだか後味の悪い話だった。誘拐されたのに平気そうなヒロインに？？？普通だったら口封じに殺されるかもと思うところじゃないの？この時点で、この作品は合わないと悟った。あらすじもアレだけど、肉付けに失敗している。なんとか最後までは読んだが、壁投げ本ならぬ、そっ閉じ本だった。2冊続けてこの作家さんを読んでみたけど、今後は深掘りしないことにしよう。2021/11/23
ぽこ
5
ヒロインのひねくれた物言いや、言外の意味を匂わせる会話が魅力的でした。ヒロインは芯の強い女性で、虐げられても決してめげない不屈の闘志を感じました。こういう前向きなヒロインは大好きです。いずれまた再読したい。2015/02/18
ユキ
2
風と共に去りぬのヒーロー＆ヒロインみたいで、面白かったです。２人とも前向きで、見習いたい。2016/03/03
りり
2
★★★★☆DSハレで2012/04/22
圓（まどか）🐦@多忙のためほぼ休止中
2
DSハーレクイン収録分。最後まで面白く読めたけど、一箇所だけ突っ込みたい箇所が、というか古事記のとあるお話を思い出してしまいました。ヴィクトリア女王が産まれた年の話で割と重要な役どころで後のウィリアム4世が登場しています。2011/05/10
