出版社内容情報
社交界一の放蕩公爵が目をつけたのは、
冴えない壁の花――
19世紀社交界絵巻、不朽の名作!
放蕩の限りを尽くしてきたエヴァースリー公爵ジェイソンは、
跡継ぎを作るはずの弟が急逝し、直ちに結婚する必要に迫られていた。
公爵夫人になる女性は貞淑で家柄がよく、
屋敷や催しを切り盛りする能力がなければならない。
そこで目をつけたのがレスター家の令嬢レノーア――
昔から影が薄く、流行遅れのドレスをまとう野暮ったい娘だが、
ジェイソンはなぜか、冴えない仮面の下に
本当の彼女が隠れている気がして……。
内容説明
放蕩の限りを尽くしてきたエヴァースリー公爵ジェイソンは、跡継ぎを作るはずの弟が急逝し、直ちに結婚する必要に迫られていた。公爵夫人になる女性は貞淑で家柄がよく、屋敷や催しを切り盛りする能力がなければならない。そこで目をつけたのが、レスター家の令嬢レノーア―昔から影が薄く、流行遅れのドレスをまとうやぼったい娘だが、ジェイソンはなぜか、冴えない仮面の下に本当の彼女が隠れている気がして…。
著者等紹介
ローレンス,ステファニー[ローレンス,ステファニー] [Laurens,Stephanie]
NYタイムズで1位を獲得したベストセラー作家。専門科学の研究の世界から逃避するために執筆を始め、趣味が本業に。英国摂政期を舞台にしたヒストリカル・ロマンスが世界中の読者に支持され、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aiko
4
わたぬきめんさんのコミカライズが良かったので小説も。公爵位の後継ぎ問題のため愛のない結婚をしたはずが、早々に恋に落ちてしまった二人のじれじれとすれ違いを楽しむ話です。 悪人はおらず大きな事件も起きないけれど、聡明なH/Hの会話や細やかな描写が丁寧で気持ちの良い読後感。友人カップルのその後が気になる。2024/12/28
ユキタ
2
実家を切り盛りする自立心のある令嬢レノーアに、結婚の条件に十分見合うというだけで白羽の矢を立てる公爵ジェイソン。お互い愛情を抱き合うのに、婚前に提示された結婚条件が邪魔をして素直に想いを伝えられないお二人にじれじれする読書を楽しんだ。互いに分別をわきまえて上品に振舞うところも、それでいて相思相愛なのは周囲にモロバレだったらしいところも可愛らしい。2025/10/19




