出版社内容情報
こんな結末を望んでいたわけじゃない――
孤独な男女の、いびつで悲しい恋の寓話。
15歳のときに、淡い想いを抱いていた人に傷つけられて、アナベルは心を閉ざ
した。それ以来、誰にも愛されず、誰も愛せず、たった一人で生きてきた彼女
のもとに、暗い目をした精悍な男性ラッシュが現れる。孤児院で育ち、里親の
家で虐待され、不遇の人生を歩んできたという彼は、自分の素性を知りたくて、
記憶の片隅に残っていたオルゴールを手に訪ねてきたのだ。確かにそのオルゴ
ールは昔、アナベルの屋敷にあったものだ。その意味することを考えもせず、
アナベルは彼に惹かれる。この恋心が大きな悲劇に繋がるとは夢にも思わずに。
エリカ・スピンドラー[エリカスピンドラー]
著・文・その他
文月菜緒[フミヅキナオ]
翻訳
内容説明
15歳のときに、淡い想いを抱いていた人に傷つけられて、アナベルは心を閉ざした。それ以来、誰にも愛されず、誰も愛せず、たった一人で生きてきた彼女のもとに、暗い目をした精悍な男性ラッシュが現れる。孤児院で育ち、里親の家で虐待され、不遇の人生を歩んできたという彼は、自分の素性を知りたくて、記憶の片隅に残っていたオルゴールを手に訪ねてきたのだ。確かにそのオルゴールは昔、アナベルの屋敷にあったものだ。その意味することを考えもせず、アナベルは彼に惹かれる。この恋心が大きな悲劇に繋がるとは夢にも思わずに。
著者等紹介
スピンドラー,エリカ[スピンドラー,エリカ] [Spindler,Erica]
ルイジアナ州ニューオーリンズ在住。美術の修士号を取り、ビジュアル・アートの世界で活躍したのち1988年作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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