ＭＩＲＡ文庫 愛だと気づいてから

クレンツ，ジェイン・Ａ．【作】〈Ｋｒｅｎｔｚ，Ｊａｙｎｅ Ａｎｎ〉/久原 寛子【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2017/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 271p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596917058
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

19世紀に建てられた壮大なその屋敷をレイチェルは見上げた。ここがエイブラハム・チャンスの隠れ家ね――チャンスは敏腕調査員と名高い冷徹な男で、レイチェルの義妹を無実の罪に陥れた張本人。泣きつく義妹に代わって復讐するため、人里離れたこの地にやってきたのだ。だがチャンスはレイチェルを見るや、新しい住み込みの家政婦が来たと勘違いし、傲慢な態度で命令を下しはじめる。否定しかけたレイチェルは、ふと考え直した。このまま家政婦のふりをして一つ屋根の下で過ごせば、相手をもっとよく知ることができるのでは？

ジェイン・Ａ・クレンツ［ジェインエークレンツ］

久原寛子［クハラヒロコ］

内容説明

１９世紀に建てられた壮大なその屋敷をレイチェルは見上げた。ここがエイブラハム・チャンスの隠れ家ね―チャンスは敏腕調査員と名高い冷徹な男で、レイチェルの義妹を無実の罪に陥れた張本人。泣きつく義妹に代わって復讐するため、人里離れたこの地にやってきたのだ。だがチャンスはレイチェルを見るや、新しい住み込みの家政婦が来たと勘違いし、傲慢な態度で命令を下しはじめる。否定しかけたレイチェルは、ふと考え直した。このまま家政婦のふりをして一つ屋根の下で過ごせば、相手をもっとよく知ることができるのでは？

著者等紹介

クレンツ，ジェイン・Ａ．［クレンツ，ジェインＡ．］ ［Ｋｒｅｎｔｚ，Ｊａｙｎｅ　Ａｎｎ］
カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと１９７９年より作品を発表。７つの作家名をもち、現在はアマンダ・クイック、ジェイン・キャッスル、ジェイン・Ａ・クレンツの３つの名義をジャンルによって使い分ける。米ロマンス作家協会特別功労賞をはじめ受賞歴多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ハンナ]

モニターに当選して読了。ページ数は少ないんだけど、二人の出会いから愛に代わるまでの心の揺れ動きが丁寧に描かれてあって無理なくエンディングまで流れるストーリー。基本的にロマンス小説は翻訳ものなんだけど、チャンスはヒーローの姓名。ヒロインもだけど、家族も彼を姓名で呼んでるというのはどうなの？とちょっと気になった。訳者がいいのか、もう30年以上も前の作品だとは思えないくらい違和感なく楽しめた。ここから他のロマンス小説にも手を出してみたいと思った作品。他のレーベルにも挑戦してみたい。

2017/02/12

[糸車]

共に甘ったれた妹がいるけど、かばい過ぎるヒロインと違ってヒーローは客観的に観察して冷静に判断ができる。頑固で融通がきかないにしても有言実行な男って信頼に値する。ヒロイン一筋だし、ぐいぐい攻めるけど無理強いしないのがいい。仕事はバリバリ、でも家庭的で世話焼きなヒロインはクレンツの定番。皮肉を言ったり妙な駆け引きをしない真っ当な大人ってロマンス小説では貴重なのかも…。面倒臭い家族がいることが多いけど、主人公の言動にがっかりさせられないという意味で安心して読めるから、クレンツが好きなんだと思う。

2017/03/03

[綾乃]

オヤツ的読書。クレンツ様のわりに微妙かな。まあ、３０年まえの作品ですものね。

2018/12/08

[みみ４５]

話にのっていけず。。

2017/04/30