ＭＩＲＡ文庫 天使の傷が癒えるまで

バンクス，マヤ【作】〈Ｂａｎｋｓ，Ｍａｙａ〉/中谷 ハルナ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2016/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 494p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596916785
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

生まれながらに不思議な力を持つアリは、その力を隠そうとするせいで、孤独でひどく内気な娘に育った。24歳になったいまは高校でひっそりと教師をしているが、ある日、落第させられたことを逆恨みする生徒に襲われ、身を守ろうと必死になるあまり、無意識に“力”を使ってしまった。そのせいでアリの力は周囲に知れ渡ることとなり、しかも何者かに両親が拉致される羽目に。藁にもすがる思いでアリが助けを求めたのは、一流警備会社の経営者ボー・デヴェロー。魔の手が迫るなか、寡黙で雄々しいボーだけがアリには頼みの綱で……。

マヤ・バンクス［マヤバンクス］

中谷ハルナ［ナカタニハルナ］

内容説明

生まれながらに不思議な力を持つアリは、その力を隠そうとするせいで、孤独でひどく内気な娘に育った。２４歳になったいまは高校でひっそりと教師をしているが、ある日、落第させられたことを逆恨みする生徒に襲われ、身を守ろうと必死になるあまり、無意識に“力”を使ってしまった。そのせいでアリの力は周囲に知れ渡ることとなり、しかも何者かに両親が拉致される羽目に。藁にもすがる思いでアリが助けを求めたのは、一流警備会社の経営者ボー・デヴェロー。魔の手が迫るなか、寡黙で雄々しいボーだけがアリには頼みの綱で…。『星夜とあなたに守られて』続編！

著者等紹介

バンクス，マヤ［バンクス，マヤ］ ［Ｂａｎｋｓ，Ｍａｙａ］
ＮＹタイムズのベストセラーリストで１位を獲得する、押しも押されぬ人気作家

中谷ハルナ［ナカタニハルナ］
成蹊大学文学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[アカツキ]

「星夜とあなたに守られて」続編。ヒロインは高校教師の念動能力者。ヒーローは前作ヒーローの弟で、警備会社の共同経営者。前作同様、ヒーローは兄弟と喧嘩してでもヒロインを溺愛し守ろうとする。ヒロインの両親のアツアツな様子も素敵。ただ、みんな似たようなタイプなので三者三様のような楽しみ方はない。サスペンス部分は色々首をかしげるような雑さがあるものの、メロメロヒーローが好きなので大満足。

2019/01/17

[mum0031]

この能力は、強烈でしょ。。全てを破壊し尽くすなんて。。あれだけの力を使っても、能力は変わらない？ますます、狙われるんじゃない？大元が、諦める訳無い。。その部分を、もう少し掘り下げて欲しかった。そして、相手があの辛辣なボーでしょう？どう進展して行くのか？男ってのは、こんな反応?あああ。。独占欲と保護本能？幸せなら…まあ、いっか( ´ー`)

2016/10/16

[はっつん]

最初は内気だっヒロインが、愛する人達を守るため、自分の能力に目覚め、力を発揮する所は鬼気迫るものがあったけど、本文にもある通りその力をヒロイン自身も含めて、周りの人達が誇りに思うところがよかった。ヒーローは守るといいつつ、後手に回りヒロインに守られていた。でも、ある意味、特殊なヒロインのありのままを愛して、ずっとメロメロなのでこれでいいのだ。怪我したばかりのバージンヒロインとのベッドシーンも、労わってやめると思いきやヒロインに逆らえず、最後までいくところも好き。二人の楽しげなシーンもよかった。

2016/08/14

[矢田ふみえ]

守りたいという想いが、強くがんこなヒーローがえがかれていた。

2017/01/09

[まめもち]

超能力シリーズ②。テレキネシスのアリ×警備会社経営のボー。ヒロインは前作ヒーローの弟。隠してた能力がバレて狙われるヒロイン。両親が人質にとられ助けを求めたヒーローとくっつくの早いなー。ヒロイン狙う組織に捕まるも能力強すぎて自分でなんとかしちゃう。能力使ったら流血するという弱点あるがほぼ無敵。ヒーロー軍団の援護射撃はオマケだな。

2017/07/11