MIRA文庫<br> 氷の紳士に拾われた家政婦

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MIRA文庫
氷の紳士に拾われた家政婦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 518p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596916709
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

社交界で浮名を流すドレーク・ダーリングには“天敵”とも呼べる相手がいる。伯爵家の令嬢オフィーリアだ。どうやら放蕩の限りを尽くす成り上がりのドレークのことが許せないらしく、やたら辛辣な態度で接してくるのだ。そんな折、舞踏会の帰り道で、ドレークはテムズ川の近くで倒れている女性を見つけた。全身ずぶ濡れで意識を失っていたのはオフィーリアその人。しかも目覚めたとき彼女はいっさいの記憶を失っていた。途方に暮れるオフィーリアを前にしていたずら心に火がつき、ドレークは告げた。「実は君は、僕の家の家政婦なんだ」

ロレイン・ヒース[ロレインヒース]

琴葉かいら[コトハカイラ]

内容説明

社交界で浮名を流すドレーク・ダーリングには“天敵”とも呼べる相手がいる。伯爵家の令嬢オフィーリアだ。どうやら放蕩の限りを尽くす成り上がりのドレークのことが許せないらしく、やたら辛辣な態度で接してくるのだ。そんな折、舞踏会の帰り道で、ドレークはテムズ川の近くで倒れている女性を見つけた。全身ずぶ濡れで意識を失っていたのはオフィーリアその人。しかも目覚めたとき彼女はいっさいの記憶を失っていた。途方に暮れるオフィーリアを前にしていたずら心に火がつき、ドレークは告げた。「実は君は、僕の家の家政婦なんだ」

著者等紹介

ヒース,ロレイン[ヒース,ロレイン] [Heath,Lorraine]
テキサスの大学を卒業後、マニュアル本やプレスリリースの作成といった職を経て小説家デビューを果たす。USAトゥデイやNYタイムズ紙のベストセラーリストにたびたび登場し、受賞歴も多数

琴葉かいら[コトハカイラ]
大阪大学文学研究科修士課程修了。大学院で英米文学を学んだあと、翻訳の道に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

48
期待以上でした。実の子のように育ててくれた養父母の愛と信頼を裏切らないよう真摯に生きてきたヒーローが実に好男子!記憶を失ったヒロインに日頃の仕打ちのお返しをするつもりが純粋で素直な彼女が可愛くて手離せなくなる展開も楽しい。きみは家政婦だと言いながら実際はヒーローが殆ど自分でやってしまい、ヒロインが頑張る余り怪我をしたらうろたえる(笑)。コメディかと思えばそれぞれに人に言えない重い過去があり、それを掘り下げることでお話にぐっと深みが。読み終えたあとの満足感が堪りません。優しい雰囲気がとても好き。お勧めです!2016/05/25

アン

42
<セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち>シリーズ2作目。冒頭のオフィーリアの高慢ぶりに唖然。記憶喪失になったフィーを悪戯な復讐心から自分の家政婦だと言ってしまうドレイク、家政婦だと言われてもピンとこないフィー。使用人らしからぬ態度だけど、少しずつ一生懸命に仕事を始めるとフィーが可愛くなってきた。素のフィーはちょっと生意気な女の子って感じ。彼女の高慢な態度で隠していたものが悲しすぎる。本来のフィーに戻って、ドレイクも生い立ちの呪縛から解き放たれお似合いの二人。ドレイクと公爵のシーンにはウルっと。2016/09/18

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

36
面白かった。記憶喪失のヒロインの記憶が戻ったらどうなるなかと、ハラハラしながら読んでた。そして、いろんな形の愛情がたっぷり詰め込まれてて、またまた幸せな気分にさせてもらえた。相関図ほしいなぁ・・・2017/04/19

たまきら

31
シリーズ2作目は、どん底の暮らしから公爵家の一員になった、危険な雰囲気の平民男子です。職務、家族に忠実なこの男子、野良から救われた大きな番犬のイメージで読みました。お相手は超高慢なお貴族女子。両極端なようでどちらも愛する人に忠実で、外からはばれないよう分厚い仮面をかぶっているという共通点があります。その仮面(特に女子)が剥がれ落ちて初めて、お互い理解が増す…う~ん、巧いなあ!最後公爵様が「最初の息子」にプレゼントするシーンでほろり。親世代も読まなきゃなあ!面白かったです。2016/07/27

ベルるるる

29
ヒロインのオフィーリアが傲慢さという壁を築いている理由があまりにも可哀想だった。(その原因のアイツが死んでほんとによかった!) ドレークとオフィーリアのロマンスもよかったけど、公爵家の人たちとドレークの愛情がすご~く素敵だった。幼いドレークが初めての船が怖かったとき、公爵が手をつないでくれた思い出とか、涙モノ。2016/06/26

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