出版社内容情報
目を覚ますと、ネバダは両手両足を縛られ、冷たい瞳に見つめられていた。小さな探偵事務所で働く彼女は、凶悪なテロリストを捕まえるという依頼を押しつけられ、思いがけず犯人と接触するチャンスをつかんだ矢先に何者かにさらわれたのだ。無力に横たわるネバダを眺めているのは、マッド・ローガン――巨億の富を持ち、世界でその名を知らぬ者はいない非情な権力者だ。射抜くような青い瞳に氷のような炎を燃やしたローガンは、躊躇なく彼女を責め苛み、協力を強いる。恐怖をおぼえながらも、ネバダはローガンに惹きつけられた。
内容説明
目を覚ますと、ネバダは両手両足を縛られ、冷たい瞳に見つめられていた。小さな探偵事務所で働く彼女は、凶悪なテロリストを捕まえるという依頼を押しつけられ、思いがけず犯人と接触するチャンスをつかんだ矢先に何者かにさらわれたのだ。無力に横たわるネバダを眺めているのは、マッド・ローガン―巨億の富を持ち、世界でその名を知らぬ者はいない非情な権力者だ。射抜くような青い瞳に氷のような炎を燃やしたローガンは、躊躇なく彼女を責め苛み、協力を強いる。恐怖をおぼえながらも、ネバダはローガンに惹きつけられた。
著者等紹介
仁嶋いずる[ニシマイズル]
1966年京都府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アン
64
ずっきん
59
これは滅茶苦茶面白い!図書館にないとかMIRA文庫かーなんて言ってないで早いとこ読むべきでした(反省)ロマンスには違いないんだろうけど、読みごたえガッツリ!「始末屋ジャック」と「ステファニー・プラム」を混ぜてロマンスとファンタジーの大風呂敷でくるんでみました的な。まだキャラ紹介の域かなと思うシリーズ1でこれなら、次巻以降はもっと面白くなるよね!三部作ということだけど本国ではもうすぐ4が出るもよう。ロマンスファン以外も面白く読めると思うんだけど表紙がなーと思ってたら原書はこんなもんじゃなかった(笑)2018/05/29
Panzer Leader
57
おそるおそる手を出してみるが、これは面白い!話の筋としては「ステファニー・プラム・シリーズ」+「ワニの町に来たスパイ」+テレビドラマ「トゥルーブラッド」を足したようなお話。主人公ネバダやその家族たちのキャラも良く描けてていてグッド。あと虐殺王なんてネーミングされているマッド・ローガンは自分の基準からしたら全く悪役のイメージなし。イケメン・大富豪・権力者・超一流の魔力保持者その上ちょっとお茶目なローガンに落ちないネバダが理解できない。それでいて妄想癖は人一倍強いネバダのロマンス部分は自分には蛇足に感じた。2018/08/07
たまきら
37
読み友さんたちから。パラノーマルものは設定についていくのが大変なタイプですが結構すんなり読めたのは「アキラ」(日本が生んだ最高傑作マンガのひとつ)をなんとなく彷彿とさせるからかしら。日本料理や日系人も登場し、親日性もマル。ゴーマン超絶男子たちも素敵。カーネーションを抱えてドアの前に立つ男子を、花だけ受け取って追い払う女子も好み。ただ難を言わせていただくなら…全作出版されてから読むべきでした…2作目、来年まで出ないじゃないですか!「魔女の血族」シリーズじゃないけど、待つ間に忘れちゃうじゃないですか!2016/07/27
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
36
パラノーマルは苦手(^o^;) これは評価が高かったので、好きな人には面白い作品なんだと思う。ただ私にはわからないだけ(@_@) なので、次も読んでみる。2017/11/12