MIRA文庫
公爵と見る十日間の夢

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  • サイズ 文庫判/ページ数 453p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596916655
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

エディーは社交界で、“夫に捨てられた公爵夫人”と噂されている。それもそのはず、夫マルグレーブ公爵は結婚後すぐに異国に行き、5年もの間それっきり。そもそも美しさとは縁遠いエディーが見目麗しい公爵と結婚できたのは、彼女が裕福な家の出で、一方の公爵は高貴な血筋ながら多額の借金を抱えていたからなのだ。だが、愛なき結婚であろうと、社交界で陰口を叩かれようと、エディーは一人きりの生活に満足していた。そんなある日、突然公爵が英国に戻ってきた。戸惑うエディーに彼は、跡継ぎが欲しくなったのだと言い出し……。

内容説明

エディーは社交界で、“夫に捨てられた公爵夫人”と噂されている。それもそのはず、夫マルグレープ公爵は結婚後すぐに異国に行き、5年もの間それっきり。そもそも美しさとは縁遠いエディーが見目麗しい公爵と結婚できたのは、彼女が裕福な家の出で、一方の公爵は高貴な血筋ながら多額の借金を抱えていたからなのだ。だが、愛なき結婚であろうと、社交界で陰口を叩かれようと、エディーは一人きりの生活に満足していた。そんなある日、突然公爵が英国に戻ってきた。戸惑うエディーに彼は、跡継ぎが欲しくなったのだと言い出し…。

著者等紹介

ガーク,ローラ・リー[ガーク,ローラリー] [Guhrke,Laura Lee]
広告業やケータリング業に従事したのち執筆を始め、これまでに20作以上のヒストリカル・ロマンスを発表した。RITA賞を始めとする数々の賞を獲得している

立石ゆかり[タテイシユカリ]
南山大学外国語学部英米科卒業。英会話講師のキャリアを経て、翻訳の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mao

18
やっとで、読み終わりました〜。構図的には、迫るヒーロー。拒むヒロイン。おいしい。大好き!な設定なんだけど、ヒロインが頑な頑な。もうええわ!って途中で飽きちゃって、少しずつ読みました(*_*)優しく説き伏せるヒーローはすっごく良いのだけど、ずっとそれだけなんだよなー。盛り上がりと甘さが足りない。辛抱強いヒーローの、ヒロインへの想いやりやセリフなんかには感動したし、後読感も良かったです。2017/01/18

たまきら

18
読み友さんから。過去に男性から受けたあまりにもむごい仕打ちのせいで男性恐怖症のアメリカ人女性(頭脳明晰、富豪)が、困窮している公爵に偽装結婚を持ちかけます。彼女の望みは「二度とイギリスに戻って来ないで」。でもアフリカで死にかけたこの公爵がですね、実は最初から彼女のことがかなり好きなんですよ。そして本当の結婚生活を始めるためにもう本当に頑張るんです。真面目で、誠実で、実直で、男子になんですが、もう愛らしいんです。地味なお話ですが、読後感が良かった!2016/05/30

ぽこ

10
お金に困窮してお金持ちのアメリカ人ヒロインと契約結婚した公爵ヒーローが、あることをきっかけに己を見つめ直して、夫婦関係を築き直そうと奮闘する話。ヒーローがほんとうに素敵で、ヒロインの痛みを分かち合っていて感動的だった。報復の仕方も公爵らしくて陰険で良いです。仲の悪いスコットランドの弟とはその後どうなるのかが知りたいなぁ。2016/03/16

キッチンタイマー

8
契約結婚で外遊^^;から帰ってくるヒーローというパターンは何冊か読んだけど、このヒーローは真面目に結婚をやり直そう、と思ってる。出会いと短い逢瀬の思い出を綺麗に表現してて印象的。要するにここで恋に落ちたのね。ヒロインはまたどうにもトラウマを片付けられずに苦しむのだけどヒーローの優しさで必ずしも冷たいわけじゃない。10日の賭けを通して触れ合い理解し合うのがストーリー。最終的にはお互いが傷ついてることを共感して慈しみあうってお話。あとちょいちょいはなんか付け足し。2016/03/18

すっちゃん

7
⭐️⭐️⭐️⭐️ 頑なヒロインをヒーローがゆっくり解してゆく。前作よりずっと良かった。心と身体に傷を持つヒーローの器の広さがGOOD。2017/06/29

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