内容説明
13世紀イングランド。わずかな従者を連れて旅を急ぐ姫君が、賊に襲われた。姫君は落馬して気を失い、ディ・バラ家の男たちに助けられたときには記憶を失っていた。所持品からマリオンと呼ばれるようになった彼女は救い主たちの城に迎えられ、城主の老伯爵と、狼と表現するのがぴったりの6人の息子たちとの暮らしにとけ込んでいく。ある日、7人目の狼、長男のダンスタンが久々に帰郷する。ほかの6人になかったときめきを感じるマリオン。しかし彼女の身元がわかり、マリオンはダンスタンに伴われ、家路をたどる旅に立った…。
著者等紹介
シモンズ,デボラ[シモンズ,デボラ] [Simmons,Deborah]
日本では『狼を愛した姫君』でデビュー以来、ヒストリカル・ロマンスの分野で絶大な人気を誇る作家
岡聖子[オカセイコ]
同志社大学文学部卒。1990年より翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
21
この時代のヨーロッパとか本当に不潔そうだなあ。お風呂の描写の少なさにもう可哀そうになってくるよ…。ちっちゃい女子がでっかい(オオカミというよりは大型犬?)男子たちに囲まれてワイワイやっているシーンが一番楽しかったです。ぷぷぷ。2019/05/29
をり
3
姫君の勢いが後半失速気味。危ない目に遭っても何度も逃げ出そうとする学習しない子なら、最後までひっかき回せばよかったのに。2014/09/10
Nikky
2
星3。なかなかでした!狼と言われるほど無愛想で怒りっぽくて強いヒーローが小さくて優しいヒロインを守る姿に萌え!あとやたらヤキモチ焼く姿にも萌え!途中、ヒロインが逃げ出しすぎて「もうええやろ」と突っ込んだけど最終的には良かったー。星3か4で迷うな。3.5くらい。他の兄弟のシリーズも読もうかな〜。2014/01/01
mimi_chataro
1
ディ・バラ家シリーズの始まり。長兄ダンスタンのお話。久しぶりに読みたくなって、新書版を探したが見つからなかったので文庫版を入手。戦いには優れているけれど感情面は苦手な武骨系のダンスタン。楽しく読了。2014/09/16
寒上ぺそぎん
0
★★★☆☆[3/5][電本] 次作が良い感じだったのだが、シリーズの最初のこの話は読んでなかったなー、と。続くに従って色々と微妙になってくるが、次作は結構好きだったので電本化されると良いなぁ。2013/11/24
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