内容説明
幼い頃から両親とともに異国の辺境で暮らし、世間を知らずに育ったリサ。財産目当ての女たちにうんざりして、愛を信じられなくなった牧場主のライ。ある夏の日に、ふたりは草原で出会った。きらきらと輝くアメジスト色の瞳をもつリサは、ライをしがないカウボーイだと思い込んだ。そしてライは、あえて素性を明かさずに、リサのもとを訪れるようになる…夏が終わるまでの、ひとときの夢のつもりで。最高傑作の呼び声高い、E・ローウェルの眩い初期作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hotmilk
8
純粋なヒロインで王道なハーレクイン作品。ヒーローにやきもきしつつも楽しく読了♪ ★3.52014/10/27
ちゃろ
6
⭐⭐⭐再読。財産目当ての女性にうんざりしている牧場主のヒーローと世間知らずで純粋な学者の卵のヒロイン。ヒーローが女性に対しての悪い見方のせいでヒロインにも自分素性を隠して近づく。ヒロインは疑うことを知らないのでヒーローのために一生懸命尽くす。ヒロインが健気で可哀想でした。2014/09/15
あさひ.a
4
牧場主ヒーローと辺境で育った研究者ヒロイン。ヒーローにツッコミどころが多かった。いやいや、そこ突き進んじゃダメでしょーとか、自分がどんだけ高級品だと思ってんねん、とか。ヒロインの時間の概念が、「過去現在未来」ととらえる文明人と違って、漠然とした「過ぎた時間」と広い意味での「今」の二種類しかないという描写は面白かった。2017/01/22
矢田ふみえ
3
純な理想的なヒロインとして描かれていたねぇ。2019/12/12
Queen•リビ
3
純粋なリサに心打たれました。良かったです。2014/09/25