内容説明
侯爵であるおじの厚意で社交界デビューの機会を得たイザベラは、平穏な結婚を望んでいた。情熱がもらたす身の破滅は、母の過ちと惨めな生活から痛いほど学んでいる。イザベラは代わりに、魅惑的な死神と令嬢の恋物語を小説に描いて満足していた。そんなある夜、舞踏会でふいにざわめきが静まり、完璧な装いのブラック伯爵が登場した。初めて見る悪名高き伯爵は謎めいた魅力にあふれ、危険そのもの。妖しい死神のような漆黒の髪と青い瞳の伯爵にイザベラが目を奪われていると、彼は群衆を割り、まっすぐ彼女のもとに向かってきた。
著者等紹介
フェザーストーン,シャーロット[フェザーストーン,シャーロット][Featherstone,Charlotte]
多彩なジャンルを描き分ける、いま最も注目の作家。カナダのオンタリオ州在住
立石ゆかり[タテイシユカリ]
南山大学外国語学部英米科卒業。英会話講師のキャリアを経て、翻訳の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
4
⭐⭐シリーズ第1弾。ゴシック調?ちょっと苦手。謎が解決せず次に持ち越すのも嫌だし、ヒロインの過去がよく分からず何でこんなふうに振る舞うのか理解できなかった。唯一良かったのは、ヒーローがヒロインを情熱的に口説くところかな。でもそんなに頑張るような魅力あるヒロインでもないし、全体的に靄がかかったような印象でスッキリしない。3弾まで本持ってるので、読まなくちゃだけど続けて読む勇気はない。2014/09/19
くろうさぎ
2
同胞守護者「プレズレン・ガーディアン」なるシリーズの第一話ですね。テンプル騎士団の遺物に纏わる話のようですね。ヒロインの書く「死神」の話もいいです!ヒーローの自分を忘れてしまうほどの傾きっぷりもいいです~~!!しかし、第一話という事で、謎が謎を呼んで、ルーシーやその父もこの先どうなるのか気になるので、次が楽しみです。2013/02/12
HAL
1
微妙に表紙の女性の顔が怖い・・・。謎が解決してないので一応次も読むかなぁ。2013/11/08
サム
0
★★★ 小説部分 もとい妄想部分がまどろっこしく読み飛ばしての読了。2015/10/10
まめもち
0
ブレズレン・ガーディアン12015/09/03