内容説明
ブランスフォード公爵家の次男リースは戦争で脚を負傷し、故郷ブライアウッドの屋敷へ戻った。傷ついた彼を迎えたのは父親の死、そして最愛の恋人エリザベスの裏切りだった。かつて二人は結婚を誓い、彼女はリースの帰郷を待つと約束した。なのに実際は待つことはおろか、年上の伯爵と結婚し、子供までもうけていたのだ。ある晩、屋敷に血相を変えたエリザベスが突然訪れたときもリースは容赦しなかつた。だが叩き出そうとした瞬間、彼女の発した言葉がリースの心を揺さぶった。「私が信頼できるのはただ一人、あなただけ…」。
著者等紹介
マーティン,キャット[マーティン,キャット][Martin,Kat]
情熱的でドラマティックなロマンス小説を得意とする全米ベストセラー作家。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で人類学と史学を修めたのち不動産ブローカーとなり、作家ラリー・J・マーティンと出会って結婚。1985年に執筆業を始め、セクシーな作風が瞬く間に人気を博す
山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
1949年岐阜県生まれ。同志社大学文学部英文科卒。1982年『アニー』(ハヤカワ文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
14
シリーズ② 今回も良かった(☆▽☆) 事件あり、ロマンス有り、兄弟愛、親子愛、友情有りと、引き込まれて読了。 次は三男。シリーズラスト。楽しみ(^3^♪2022/10/11
くまた
2
公爵の弟で戦争で脚を負傷したリースと彼の元恋人で伯爵位を狙う義弟夫妻に息子の命を狙われるエリザベスのお話。わりと面白いかな。リースがとってもいい人でジャレドに向ける優しが和む。それに比べるとエリザベスが…嫌いじゃないけどなんだかなぁ。最初に伝えていれば軍隊に行くのも止めたかもしれないのに彼がいなくなるせいで言えなかったとか、その後も真実を伝える機会があっても自己保身第一で言わないし、昔からずっとこんな人なんだろうと思うと微妙。他の登場人物が魅力的なので探して読んでみよう。2017/11/03
矢田ふみえ
2
子どもができたことを隠していた罪を感じながら愛していることを認める。大切にできる人って魅力的だよね。早くに権利放棄すればいいのにと思っていたけど認められなかったんだね。2016/06/22
まみ子
2
ヒロインの裏切り行為は残念だけどつらい目にあってるし、息子はヒーローの息子だったので結果オーライ…?2012/02/20
くろうさぎ
2
前作は読んでないんだけど、、なんだかねぇ・・・・。父親に押し切られて、別の男と結婚してしまったヒロインですが、父親の固執した理由もいまいちはっきりしないし、ヒロインのおぞましい怪我の原因もはっきりとした説明はないし、ヒーローは結局どうして裏切られたのかはっきりとわかってなかったみたいだし、、ヒロインの決断ってもっと早くてよかったはずじゃ?そんなんだから、爵位やお金目当てって思われるんじゃ?なんか、あやふやだらけな感じのままでしたかねぇ・・・。2012/04/06
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