内容説明
ミシシッピ州の貧しい家に生まれ、蔑みの目を向けられて育ったやせっぽちのベッキー・リンは兄の友人たちにレイプされ、絶望のどん底で故郷の町を出た。行くあてのない彼女は、雑誌の中でいつも輝いていた憧れの地ハリウッドへ向かった。そしてひとりのカメラマンとの出会いが、否応なく16歳の少女を愛憎劇の渦中へ巻きこんでいく…。運命にもてあそばれながらも夢と真実の愛を追いつづける少女を描いたドラマティック・ラブストーリー、待望の復刊。
著者等紹介
スピンドラー,エリカ[スピンドラー,エリカ][Spindler,Erica]
ルイジアナ州ニューオーリンズ在住。美術の修士号を取り、ビジュアル・アーツの世界で活躍したのち1988年作家デビュー。アーティストの感性を生かしたみずみずしい描写とドラマティックなストーリーで人気作家の地位を確立した。95年発表の『レッド』はベストセラーとなり、日本ではコミック化、テレビドラマ化もされた。最近ではサスペンス色の強い作品を積極的に著している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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