内容説明
それは、ジェスにとってひさしぶりの恋だった。半年前に越してきたハンサムな隣人ロブのすばらしい笑顔と誠実なやさしさ、そしてどこかミステリアスな雰囲気に魅了され、顔を合わせるたびに胸を躍らせる毎日だ。だがちょうど半年前から連続殺人事件が起き、町は不穏な空気に包まれていた。奇妙にも、ジェスに似た女性が次々と狙われていく。犯人像は、彼女に歪んだ愛情を抱く男―FBIによる分析で捜査線上に浮かびあがったのは、なんとロブだった!それでもジェスは心に誓った。世界中が彼を疑おうと、わたしは彼を信じると。
著者等紹介
ブロックマン,スーザン[ブロックマン,スーザン][Brockmann,Suzanne]
RITA賞を含め、数々の受賞歴を誇るベストセラー作家。1992年に小説を書き始めて以来、たくましいヒーローが活躍するスリリングで読みごたえのある物語を次々と世に送りだしている。執筆のかたわらコーラスグループを組んでCDを出したり、恵まれない人たちのために家を再建するボランティア組織に加わったりと、多才で活発な人物(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
途中まで良かったのに、ミステリーをややこしくしようとし過ぎたようで、もっとロマンスに重点をおいて欲しかった。第一容疑者であるヒーローに不利な証拠が山ほどある中、単に一目惚れと、子供がなついたというだけで、ある程度の罪を背負っていると告白しているヒーローを匿うまでになるような信頼感をどこで得たのかが不明だった。早くにヒロインが狙われていると目をつけたFBIなのに、そこからは失態の嵐で、今までも犯人を検挙できていたのか不思議だった。結局ヒロインがヒーローのカウンセリングから事件解決まで一手に引き受けて終わった2016/12/05
矢田ふみえ
1
再読だった。逃げている人が、連続殺人鬼なのか。ちがうとは、思いながら話がすすんでいく。最後は、問題解決となるんだけど。なかなかスリリングだった。2016/05/29
ちゃろ
0
⭐⭐ちょっと、というか、かなりダーク。連続殺人のサスペンスが絡むんで、ヒロインの隣に住む男性がヒーローなんだけど、自分のことを一切話さないし、ヒロインといい感じになるとすぐに無口になって壁ができる。ロマンス色はほとんどないかな。う〜読後がよくない。残念。2014/06/25
みるて
0
図書館の本 読了2011/11/10
-
- 和書
- 漢詩歳時記 〈春の2〉