内容説明
「スタニスラスキーだ。住人を代表して来た」突然オフィスに現れた男の居丈高な態度に、シドニーは面食らった。祖父から会社を継いだばかりなのに、早くも問題が持ち上がったようだ。聞けば、彼女の会社が所有するアパートメントが老朽化し、再三修繕を求めているのに回答がないという。寝耳に水の彼女は一方的に侮辱されて怒りを覚え、話もそこそこに相手を追い返した。だが、彼が訴えた言葉が耳から離れない。そのまま会社を出たシドニーの足は、くだんの物件へと向かっていた―彼の責任感と情熱を秘めた瞳に心動かされて。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
メリーランド州に育ち、1981年『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆を続ける。98年『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降の作品はすべてランクイン。J・D・ロブ名義で書いたものも含め、160作以上のベストセラーを世に送り、総発行部数は4億部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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momo
3
このシリーズは好きになった相手を大家族に紹介する場合が1番好き2019/08/08
mum0031
3
不動産会社社長シドニーと、新進気鋭の彫刻家のミハイル。 ミハイルは、アパートメントの修理依頼の為、所有者シドニーを訪ねる。 ミハイルから、現状把握の為訪れるよう促される。 ミハイルとの関係を、前に進められないシドニーと、結婚を望むミハイル。 拘り過ぎ?考えすぎ?臆病者? シリーズ第2作目 2019/02/16
oneoeight
1
お金持ちツンケンヒロインが激情型芸術家ヒーローとそのホンワカ家族との交流でカワイクなってくお話。N・ロバーツによくあるヒロイン解凍パターンだけど(H/H逆パターンもイイ♪)オモシロいよね~L(´▽`L ) 周囲に流されるままきたお嬢様ヒロインがママや会社役員にハッキリ意見を言うトコや、ヒーローが離婚のせいで恋に二の足踏むヒロインに強引に迫るトコとか彼女の仕事を理解してさり気無くフォローするのがいい感じでスキー♪ ヒロインママ・・・(苦笑)度☆5、また読みたい度60% 2011/04/25
みるて
0
図書館の本 読了 スタニスラスキー22011/11/13